2023/04/03
マイク・オールドフィールドが、プログレッシヴ・ロック/ミニマル・ミュージックの金字塔、『チューブラー・ベルズ』の50周年記念エディションを2023年5月26日に発売することが決定した。
全英1位、全米3位を記録した『チューブラー・ベルズ』は、映画『エクソシスト』の主題歌に起用されたことで世界的ヒットとなり、1974年の【グラミー賞】で<最優秀ポップ・インストゥルメンタル>を受賞した。現在までに全世界で15,000万枚以上を売り上げた今作が、マイク・オールドフィールド自身の監修の下、アップデートしてリリースされる。
50周年を彩るボーナス・トラックとして、2012年に開催されたロンドン・オリンピックの開会式で演奏された「チューブラー・ベルズ/イン・ドゥルチ・ジュビロ」、13年に発表されたオールドフィールドとドイツのDJ/プロデューサーのヨークのコラボレート・アルバム『Tubular Beats』に収められていた「チューブラー・ベルズ(マイク・オールドフィールド&ヨーク・リミックス)」、さらに17年の『Return To Ommadawn』発表後、新たに取り組んでいた『チューブラー・ベルズ』の続編制作のセッションから、今回初出となる約8分の「チューブラー・ベルズ4イントロ」の未発表デモが収録される。
マイクは、「不安でいっぱいのティーンエイジャーの内側からほとばしる音楽を聴き直してみても、これが実際は50年前の自分だとは信じられない。音楽はそこまで不安そうに感じないけれど、何年もの仕事とストレスの積み重なりが“チューブラー・ベルズ”を生み出したことは自分だけが知っている。そして録音はすべて一発録りで進めていった。録り直す猶予はなかったし、今では当たり前になってしまったスタジオでの騙しのテクも使っていない。当時、この“チューブラー・ベルズ”を作っていた時は、この音楽が誰かの耳に届くのかさえわからなかったのだから、当然50周年を祝うなんて思ってもいなかった! 今までにこの楽曲を耳にしてくださったすべての皆さん、本当にありがとう」とコメントしている。
なお、1973年のオリジナル・アルバムをデヴィッド・コステンがドルビー・アトモスでミックスしたバージョンはデジタル版、そしてスーパー・デラックス・エディションで販売されるBlu-rayに収録される。また、特別なデジタル・コンピレーションの発売も予定されている。
◎リリース情報
アルバム『チューブラー・ベルズ』<50周年記念エディション>
2023/5/26 RELEASE
UICY-16155 2,750円(tax incl.)
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