2013/05/16 17:40
ヒップホップ界の大物、ドクター・ドレー(本名アンドレ・ヤング)と音楽業界の実業家、ジミー・アイオヴィンが、南カリフォルニア大学に新たな学士院を新設するためにと、あわせて7000万ドル(約71億円)を寄付したことが同大学の発表により明らかになった。
音楽ビジネスでパートナーを組んできた2人からのこの莫大な寄付金は、“ジミー・アイオヴィン&アンドレ・ヤング・アカデミー・フォー・アーツ、テクノロジー、アンド・ザ・ビジネス・イノベーション”の設立に使われるという。
同アカデミーでは、コンピューター・サイエンスのマーケティングからビジュアル・デザイン、その他アートまで、幅広い分野に興味を持つ学生のために、同大学中すべての教授陣によるマンツーマンの指導やエンタテインメント業界の著名人との面談など、4年間の特別課程が提供されるという。
南カリフォルニア大学の学長、C.L.マックス・ニキアス氏は「ジミー・アイオヴィンとアンドレ・ヤングのビジョンと寛容さは、我々がアーティスティックなメディアを理解し体験するのに大きな影響を与えるだろう。生徒たちの持つ知性と創造性に富んだ資質が社会全体に変化をもたらすよう、全力で彼らを応援します。我々のゴールは、このアカデミーが世界で最も協力的な教育プログラムであることを確かなものにすることです」との声明を出している。
同アカデミーでは、最初のクラスとなる25人の生徒を2014年秋に受け入れるとのことだ。
インタースコープ・レコードの共同創立者であるアイオヴィンは、インタースコープ・ゲフィンA&Mの会長でもあり、米オーディション番組『アメリカン・アイドル』ではメンターを務めている。
一方、プロデューサーとして知られるドクター・ドレーは、ソロ・ラッパーでありデス・ロウ・レコードの共同オーナーで、アフターマス・エンターテインメントという自身のレコード・レーベルも立ち上げている。
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