2013/05/14
新しさや格好良さより“ずっと残り続ける良い音楽”を追求し、世代超越に挑戦する天才肌の大型新人 ジャンク フジヤマ。全国ツアー【ジャンク フジヤマwithファンタジスタTOUR2013】東京公演を5月12日 SHIBUYA-AXにて開催した。
<本家が世界遺産に登録される、ジャンクフジヤマでした!>
松原正樹(g)、斉藤ノヴ(per)、坂本竜太(b)、柴田敏孝(key)、本間将人(sax、key)、KAZCO(cho)、ハルナ(cho)、FIRE HORNS、インディーズ時代からジャンクをバックアップしている村上“ポンタ”秀一(dr)と、超一流の凄腕ミュージシャンたちを従えながら、圧倒的な説得力が備わったボーカルを響かせれば、観客は一瞬で総立ち状態。そんなフルスロットルで“良い音楽”を嬉しそうに歌い届けていくジャンクは、曲中に「皆さん、お待っとさんでした。これが日本のファーンク!」と言い放ったり、とにかくゴキゲン。
メジャーデビュー曲のタイトルじゃないが、空を飛び交うかのごとく爽快なサウンドと歌声で魅了し続け、最後は心地良い大合唱も。「良い音楽は良いんだ。最高の音楽を一緒にやろうぜ」という言葉も、去り際の「本家が世界遺産に登録される、ジャンクフジヤマでした!」という挨拶も含め、新人というよりはベテランの風格でライブを楽しませてくれた。
<生でちゃんとできない人はミュージシャンとは言えない>
かつて「作品も大切ですけど、それ以上にライブは大切なので。だって、生でちゃんとできない人はミュージシャンとは言えないですから。そこはもう圧倒的にちゃんとしなきゃいけないところ。全部100点である必要はないんですけど、30本ライブがあったら30本とも80点以上のライブがやれればいいなと。強いて言えばそれが目標」と語っていたが、この日のアクトも誰もが合格点を付ける内容であったと言えるだろう。「次は渋谷公会堂、NHKホール! そういう風にできるように、皆さん、ぜひジャンク フジヤマを応援して下さい」その願いが叶う日も遠くはなさそうだ。
なお、ジャンク フジヤマは同ツアーでも披露している新曲「To The Sky」を6月5日 シングルリリースする。東芝の新TV-CM曲として現在放送中なので、ぜひ注目してみてほしい。
取材&テキスト:平賀哲雄
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