2023/03/09
現地時間2023年3月8日、【第95回アカデミー賞】のエグゼクティブ・プロデューサー兼ショーランナーの一人であるグレン・ワイスが、エンタメ系ジャーナリストとの合同Zoom取材に応じ、今年の授賞式でレディー・ガガのパフォーマンスが行われないことを明かした。
映画の撮影で多忙のガガは、自身が満足がいくようなパフォーマンスのために必要な時間や力を注ぐことができないとワイスは説明している。ガガは映画『トップガン マーヴェリック』の主題歌「Hold My Hand」で<歌曲賞>にノミネートされている。
「私たちは5組の候補者全員にパフォーマンスのオファーを行いました」とワイスは取材で語り、「我々はレディー・ガガと彼女の陣営と素晴らしい関係性を築いています。彼女は今、映画の撮影の真っ最中です。そして私たちは、映画業界と映画製作に不可欠なことを表彰する準備をしています。何度かやり取りをした結果、我々、そして彼女自身が慣れ親しんでいるようなレベルのパフォーマンスができるようには思えませんでした。このため、彼女は授賞式ではパフォーマンスを行いません」と説明した。彼女は、これまで【アカデミー賞】で3度パフォーマンスしている。
これによって、昨年に続き、5曲のノミネート曲のうち1曲が番組で披露されないことになった。昨年はヴァン・モリソンが、映画『ベルファスト』から「Down to Joy」の演奏を辞退していた。
ガガは、現在トッド・フィリップス監督による『ジョーカー』の続編『Joker: Folie à Deux』の撮影中だ。彼女は、ジョーカー役で【アカデミー賞】で<主演男優賞>を受賞したホアキン・フェニックスの相手役として、ハーレイ・クインを演じる予定だ。新作は、第1作の公開から5年後の2024年10月9日にワーナー・ブラザーズによって全米公開される。
現地時間2月23日に、リアーナが映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』から「Lift Me Up」を歌唱することが発表されていた。この翌日、ソフィア・カーソンが、ソングライターのダイアン・ウォーレンとともに『私たちの声』から「Applause」を披露することが明らかになった。そして先週、映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で<助演女優賞>にノミネートされているステファニー・スーが、デヴィッド・バーン、サン・ラックスによる「This Is A Life」のパフォーマンスに参加することが発表され、映画『RRR』からは「Naatu Naatu」が、Rahul SipligunjとKaala Bhairavaによって披露されることが決定した。
【第95回アカデミー賞】のホストは3回目の抜擢となるジミー・キンメルが務める。授賞式の模様は、日本時間3月13日にWOWOWにて独占生中継・配信される。
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