現地時間2023年3月6日、実写版『リトル・マーメイド』でアリエル役を演じるクロイ＆ハリーのハリー・ベイリーが、自身をモデルにしたアリエルの新しい人形を嬉しそうに紹介した。

　ハリーは、インスタグラムに投稿した動画で、「皆さんに発表したい本当にエキサイティングなことがあります。泣いてしまいそうです」と前置きすると、「これが新しいリトル・マーメイドの人形です！私にとって非常に意味のあることなので、文字通り声を詰まらせています。自分をモデルにした人形が発売されること、それが一番大好きなディズニー・キャラクターであることは、本当にシュールです。見て、私のホクロも再現されてるでしょ！ほら。髪の毛も、しっぽも……ただただ唖然としてしまって、どうしたらいいかわからないです。でもこっそりもらって、家に持って帰ります」と続けた。

　公開された新たなアリエルの人形は、1989年に公開されたディズニー・アニメの実写化に登場するハリーのキャラクターを忠実に再現している。

　彼女はさらに投稿のキャプションで、この人形が自分にとってどれほど意味深いものかを詳しく説明した。「私の中の小さな女の子は、今、自分自身をつねっています……自分のリトル・マーメイドのアリエル人形を手にしているんですから!!」と彼女は興奮気味に綴り、「人形が、この象徴的なキャラクターの私が演じたバージョンをこれほど忠実に捉えていることが信じられません……すぐ戻ります。泣くためにちょっと外に出ます」と続けた。

　昨年、米E!ニュースとのインタビューに応じたハリーは、アリエルを演じるプレッシャーについて、「多くの人にとって大切な映画なので、撮影に入る前は少し緊張しました」と話していた。さらには、「肌がブラックやブラウンの小さな子たちが、自分たちも代表してもらえていると感じられるようになることは、私にとって本当に特別です。もし自分が若い頃にそれを見ることができていれば、私自身や私という個人への考え方が大きく変っていたと思います」と付け加えていた。

　実写版『リトル・マーメイド』は、2023年5月23日に全米公開される予定だ。最新ティーザーには、メリッサ・マッカーシー演じるヴィランのアースラをはじめ、フランダー（声：ジェイコブ・トレンブレイ）やエリック王子（ジョナ・ハウアー＝キング）も登場していた。