2023/02/26
2023年2月22日公開(集計期間:2023年2月13日~2月19日)のBillboard JAPAN週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”で、櫻坂46の『桜月』が395,075枚を売り上げて、首位を獲得した。
『桜月』は、櫻坂46にとって約10か月ぶり通算5枚目のシングル。表題曲のセンターは2期生の守屋麗奈が担当している。2月15日にリリースされた同作は、初週で395,075枚を売り上げ、5作連続初登場1位を獲得した。
本記事では『桜月』の販売動向を調査する。図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/122184/2)は、『桜月』と2022年4月にリリースされた前シングル『五月雨よ』、さらに2021年10月にリリースされた3rdシングル『流れ弾』の実店舗での発売初週の地域別販売比率のグラフとなる。また一般的なシングルと比較するため、2023年に販売されたシングルの地域別販売比率を全シングルとしてグラフに追加している。
まず『桜月』のグラフは、関東が54.2%と半分以上を占める結果に。全シングルと比べても、近畿以外は似たような比率となっており、ごく平均的なグラフと言えるだろう。近畿は全シングルと比べて4.4%低く、同地方ではまだまだ伸びしろがあると言えそうだ。
また『桜月』は、前作『五月雨よ』ともほぼ同じような比率となっており、同2作の差はすべての地域で±0.5%以下となっている。前々作『流れ弾』から『五月雨よ』では、関東が6.5%もパーセンテージを増した分、中部、九州の割合が減っていたが、『五月雨よ』から『桜月』では、それほど大きな変化は見られなかった。
2022年は1stアルバム『As you know?』のリリースや、東京ドーム公演を含む全国ツアーの開催、さらにバラエティーやファッション誌などでメンバー個人の活動が活発化するなど、着実にステップアップをし続けてきた櫻坂46。それらの堅実な活動が、今回のような安定した結果に繋がったのではないだろうか。
櫻坂46は、昨年開催のオーディションで加入した3期生のお披露目イベント【おもてなし会】を3月4日、5日に開催する。新メンバーも加入し、パワーアップした櫻坂46の今後の動向に注目だ。
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