現地時間2023年2月5日に開催される【第65回グラミー賞授賞式(R)】の追悼コーナーで、いずれも昨年秋に亡くなったロレッタ・リン、クリスティン・マクヴィー、テイクオフの3名へのトリビュートが予定されていることがわかった。

　ケイシー・マスグレイヴスが、10月4日に90歳で亡くなったカントリー・ミュージックの伝説的存在であるリンへのトリビュートとして、彼女の1970年の名曲「コール・マイナーズ・ドーター」を演奏する。シェリル・クロウ、ミック・フリートウッド、ボニー・レイットは、＜年間最優秀アルバム＞に輝いたフリートウッド・マックの『噂』から「ソングバード」を演奏し、11月に亡くなったマクヴィーを称える。そして、11月1日に28歳で亡くなったミーゴスのテイクオフに敬意を表して、メンバーのクエイヴォが自身のバラード曲「ウィズアウト・ユー」をマーヴェリック・シティ・ミュージックとともに披露する。

　故リンは【グラミー賞】を3度受賞し、2010年にはレコーディング・アカデミーから＜生涯功労賞＞も授与されている。マクヴィーはフリートウッド・マックのメンバーとして【グラミー賞】に2度輝いており、バンドは2018年に【ミュージケアーズ・パーソン・オブ・ザ・イヤー】で表彰された最初のグループまたはデュオとなった。テイクオフは、ミーゴスのメンバーとして、【グラミー賞】に2度ノミネートされた。

　今年は、他にもハリー・スタイルズ、リゾ、バッド・バニー、メアリー・J.ブライジ、ブランディ・カーライル、ルーク・コムズ、スティーヴ・レイシー、サム・スミス＆キム・ペトラスがパフォーマンスを行うことが決定している。

　また、現地時間2月1日には、米ファーストレディのジル・バイデン、【グラミー賞】の歴代司会者であるジェームズ・コーデンとビリー・クリスタル、過去に【グラミー賞】受賞経験を持つカーディ・B、オリヴィア・ロドリゴとシャナイア・トゥエイン、今年の【グラミー賞】にノミネートされているヴィオラ・デイヴィス、そして俳優のドウェイン・ジョンソンがプレゼンターを務めることが発表されていた。

　【第65回グラミー賞授賞式(R)】は、米ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナで開催され、【エミー賞】受賞コメディアンのトレバー・ノアが3年連続で司会を務めることが決定している。日本では、2023年2月6日にWOWOWで生中継される。

◎番組情報
『生中継！第65回グラミー賞授賞式(R)』
2023年2月6日（月）午前～、WOWOWにて放送・配信（同時通訳）
『第65回グラミー賞授賞式(R)』（字幕版）
2023年2月6日（月）夜～、WOWOWにて放送・配信