2010/09/05 00:00
最近ロンドンで行なわれたメディア向けショーケースで、KT TUNSTALLはこれから発売される3RDアルバム
からの歌を「EDDIE COCHRANがLEFTFIELDと仕事をしているみたいな」という珍しい描写で言い表した。
実際、10/5に北米で、9/27に世界的に発表される『TIGER SUIT』は、相変わらずTUNSTALLのソングライターとしての強味を生かしていながらも、これまでの作品よりもぐっとコンテンポラリーな要素を数多くフィーチャーしているのだ。いくつかの曲は彼女のアコースティック・ギターに合わせてエレクトロニック・ビートが使われている。「GLAMOUR PUSS」や「MADAME TRUDEAUX」らがそのいい例だ。
アルバムはTUNSTALLにとって珍しい活動停止期間のあとに生まれたものだ。2004年の『EYE TO THE TELESCOPE』と2007年の『DRASTIC FANTASTIC』まで彼女はノンストップで仕事をしていた。
「ツアーでは曲を書かないから、時間を取る必要があったの。まずアラブや南米、インドに旅することから休暇をスタートさせた。だからレコーディングのときまでにはすごく原初的で土着な精神を見つめるようになっていたわね」
英米で異なるリード・シングルが用意されている。イギリスでは内省的な「(STILL A)WEIDO」、アメリカではもっとアップビートで性急な「FADE LIKE A SHADOW」がカットされる。
後者はBILLBOARDトリプルAチャートを20位上昇中。ロック・デジタル・ソングスでは7000件のダウンロードで42位になっている。
「レストランで寿司を食べてるときにこの曲が流れてきたの。だから、いい兆候ね。昔のファンはいくらか失うかもしれないけど、ちょっと実験をしたことで新しいファンを獲得したような気がするわ」
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