2022/12/19 12:00
自身の音楽に関すること以外は、私生活をほとんど公にしないことで知られているケンドリック・ラマーだが、新しいミュージック・ビデオでは、ある有名女優が演じるセラピスト相手に、胸の内を吐露する姿が描かれている。
2022年12月16日に公開された、『ミスター・モラル&ザ・ビッグ・ステッパーズ』のディープ・カット「カウント・ミー・アウト」のMVは、ケンドリックとpgLangの共同設立者であるデイヴ・フリーが監督を務めている。ケンドリックが女性の駐車スペースを横取りしたという寸劇から始まり、3分割画面で、一方では彼が心の内を語り、もう一方ではオスカー女優のヘレン・ミレンが共感のまなざしで見つめ、中央では彼が語っているシーンが展開するという構成だ。ケンドリックのパートナーのホイットニー・アルフォードも登場する。
MVと歌詞は、悔しさ、成長、不貞、エゴをテーマに、ケンドリックの【ビッグ・ステッパーズ・ツアー】で展開された色調(黒、白、赤)が踏襲され、生と死のテーマも描かれている。ツアーでは、楽曲の移行部でもミレンのボーカルが使用された。
ルミネートによると、2022年5月にリリースされた『ミスター・モラル&ザ・ビッグ・ステッパーズ』は、5月19日に終わる週に全米で295,500ユニットを記録し、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で首位に初登場した。同アルバムは、2023年の【第65回グラミー賞】で<最優秀アルバム賞>と<最優秀ラップ・アルバム賞>、さらに「ダイ・ハード feat. Blxst and Amanda Reifer」が<最優秀メロディック・ラップ・パフォーマンス賞>にノミネートされている。また、「ザ・ハート・パート5」は<最優秀レコード賞>と<最優秀楽曲賞>を含む4部門にノミネートされている。
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