2022/12/09
2022年12月7日、米ハリウッド・リポーターの【2022 Women In Entertainment Power 100】に選出されたテイラー・スウィフトが、自身が共感する架空のキャラクターは『ゲーム・オブ・スローンズ』のアリア・スタークであると明かした。
同誌に対し彼女は、「私は剣の使い方を知りませんし、瀕死の状態から立ち上がって壮大な復讐劇を繰り広げる必要もなかったことは分かっていますが、15年以上音楽業界にいますし……」とジョークを飛ばしている。
テイラーは以前にも、世界的に大ヒットを記録したこの米HBOのファンタジー・シリーズへの愛を語っていた。実際、彼女はかつて、2017年のアルバム『レピュテーション』が、アリアとその姉のサンサ・スタークに一部インスパイアされたものだと明かしていた。2019年に彼女は、米エンターテインメント・ウィークリーに対し、「私の想像力の多くが“ゲーム・オブ・スローンズ”に費やされていました。当時私は“レピュテーション”を作っていて、インタビューではそのことを話さなかったので、多くの曲が番組の影響を受けていることは明かしていませんでした」と語っていた。
例えば、「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ」は“文字どおりアリアのキル・リストです”と彼女は話しており、「アイ・ディド・サムシング・バッド」はスターク姉妹が共謀してリトルフィンガーの殺害を企てるプロットにインスパイアされたものだそうだ。
【グラミー賞】を11回受賞しているテイラーは、ハリウッド・リポーターの【Women in Entertainment Power】特集で、入れ替わってみたいハリウッドの有名人の名前も挙げている。意外にも、シンガー・ソングライター仲間の名前を挙げる代わりに、彼女は映画『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督を称賛した。
「あの想像力、あの視覚的な語彙、あの驚くべき作品群を持つことを想像してみてください」と彼女は述べ、「あれほど多様なストーリーテリングの幅を持ちながら、どの作品にも自分の独特な芸術的指紋をつけることができるなんて。それなのに、彼はまだ自分の作品に対して好奇心と熱意を持っているように感じられるのです。彼の頭の中の一日は魅力的だろうなと想像できます」と語っている。
同じく【Women in Entertainment Power】リストに掲載されたミンディ・カリングは、同じ質問に対してかなり違った答えをしている。彼女は、テイラーのアシスタントと入れ替わりたいと述べた。理由は、“彼女のコンサートの座席を確保しているでしょうから”とのことだ。
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