今週初め、フューチャー、エイサップ・ロッキー、21サヴェージ、プレイボーイ・カルティなどの人気ラッパーによる未発表曲が200曲以上リークされたことがわかった。

　フューチャー、エイサップ・ロッキー、21サヴェージはそれぞれ2曲、プレイボーイ・カルティは3曲が流出した。YSLに所属するヤング・サグとガンナはいずれも20曲がリークされ、より多くの楽曲が流出することとなった。サーベイビー（SahBabii）は41曲、そしてヤング・ヌーディは172曲と最も大きな被害を被った。

　ヤング・ヌーディは、ネット上に投稿した動画で、「もう一回だけ言うぞ、ブラザー。みんなが分かっているが知らないが、俺は他のラッパーとは違う。俺は100％時間をかけて、誰が俺の音楽をリークしているか100％突き止める。そしたらそのスタジオに100％足を運んで、100％お前をボコボコにしてやる。母親に誓ってだ」と宣言している。

　今回リークされた未発表曲の中には、注目すべきコラボレーションがいくつか含まれている。ガンナは、リル・ベイビーと「Sunfall」という楽曲でタッグを組んでおり、ロディ・リッチとは「On Sight」でコラボしている。また、エイサップ・ロッキーは、プレイボーイ・カルティと2曲でコラボしており、そのうちの1曲は「Go」というタイトルが付けられている。

　2週間前には、ラトーも同じようなリークの被害にあっており、未発表コラボ曲やビアの「Whole Lotta Money」やコイ・リレイの「Blick Blick」などの人気曲の参考音源など130曲がネット上に流出したと報じられていた。これを受けて、ビアはゴーストライターを起用したのではないかという疑惑を、「違う、ロンドン・ジェイがフックを書いて、私がプリコーラスとバースを書いた。簡単なこと」と否定していた。

　米ビルボードは、ヤング・サグ、ガンナ、プレイボーイ・カルティ、エイサップ・ロッキー、フューチャーの代理人にコメントを求めている。