2013/05/01
柴咲コウが作詞、笹川美和が作曲を担当して話題を呼んだ『恋守歌』(読み:こもりうた)のオリジナルミュージックビデオが、ソフトバンクモバイルのスマートフォン向け総合エンタメアプリUULA(読み:ウーラ)にて独占配信スタートとなった。
共にリスペクトし合う両者がタッグを組んだ“巡りゆく恋の歌”となる本作は、柴咲コウが月をテーマに、人を想う気持ちの移り変わりを繊細に描いた歌詞を制作。そんな彼女の想いを笹川美和がメロディに乗せて表現した1曲に仕上がった。
一方、同曲のミュージックビデオでは、かねてよりお互いに惹かれ合っていた両者による初めての共演も実現。共に「まるでライブのような感覚だった」と口を揃えるように、互いの音楽性を最大限に引き出しあったパフォーマンスが映像に刻まれたようだ。
なお、UULAでは2バーションのMVが配信されており、一つは恋する女性の移り気を表面的に、もう一方はその恋心に隠れた内面をより明確に描き出し、その二つが対になり一つの物語を構成。監督はヒグチリョウ氏が担当している。
◎それぞれのコメント
柴咲コウ「普段から笹川さんの曲を聴いていて、カラオケでも歌わせていただいていたので、映像の中で一緒に共演する事を最初は想像も出来なかったし、このお話を引き受けていただけたのは、私にとって夢のようでとっても嬉しかったです。すごく短い時間で残念な気持ちではあったのですが、いつもの撮影とはまたちょっと違うドキドキ感と緊張感があって、思わずライブのような感覚で歌ってしまった所がありました。
詞はこの作品が持つ色合いを意識して書きました。笹川さんが作る世界観を崩したくなかったですし、その世界観に埋没していきたいという意識を持って考えました。笹川さんが作った自分の心の内側を見つめる感覚を想像しながら、大切にしながら作りました。」
笹川美和「柴咲さんのミュージックビデオに一緒に出させていただく事は、私にとってあり得ない事だったので、本当に光栄な事だと思っています。撮影現場でお会いし、こんなキレイな方とお仕事が出来ているんだという事を嬉しく思いました。本当にライブをしているかのような気持ちで伴奏をしていました。
柴咲さんの声を存じていたので、その声を存分に生かせるようなメロディラインにしたいと思い、作曲をさせていただきました。柴咲さんの歌詞は、古典的であり、また幻想的な物語だと感じました。その、浮き世離れした世界を、シンプルながら力強く描き出していると思います。不思議な空間が、そこにはあります。一時、逃避して、この世界に身を任せて、楽しんでみてください。よろしくお願いいたします。」
ヒグチリョウ「『恋守歌』はご承知の通り、恋愛について歌っている楽曲になります。恋愛は、落ちるもので、溺れるもの… 好きになってしまったヒトは自分ではどうすることも出来ず気持ちが振り回されてしまったり、気持ちがどうどう巡りをしてしまったりするもので、ひとりきりで悶々とした欲求が止まらず、相手を想う気持ちに押しつぶされそうになったりするものだと思います。そして、その「恋愛」を映像として描く際、様々な手法や捉え方があるかと思いますが、熟考した結果、今作では、大きく “2つの視点” で捉えてみようと考えました。恋愛に振り回される様子を表面的に捉えたものと、あまり人には言えない淫靡な性の気持ちにフォーカスしたものです。両バージョンとも巡る想いと、上がっては落ちる気持ちの浮遊感をミックスしながら、ひとつの情景を視点の違いで描いております。どうぞご覧下さい。」
◎柴咲コウ×笹川美和『恋守歌』
配信開始日:2013年5月1日(水)~ UULAにて
配信コンテンツ:
[恋守歌 ver.1] 女性が恋に悩む姿を表面的に捉えたストーリー
[恋守歌 ver.2] 女性の内面に溢れている恋の想いにフォーカスを当てたストーリー
出演:柴咲コウ、笹川美和
監督:ヒグチリョウ
info:http://uula.jp
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