2022/12/09 04:00
2022年の年間Billboard JAPAN総合アルバム・チャート“HOT Albums”で、Snow Manの『Snow Labo. S2』が首位を獲得した。
Snow Manの2ndアルバムであり、2022年9月21日にリリースされた同作はフラゲ日の段階でハーフミリオンを突破し、初週に895,513枚を売り上げてCDセールス1位、そしてPC等によるCD読み取り回数を示すルックアップで1位と、フィジカル関連の2指標で好スタートを切った。その後、CDセールスは順位を落としていったが、ルックアップは11月中旬までトップ1位をキープし続けた。また、CDセールスも順位は落としたと言えども、集計期間内で15位内をキープ。最終的に年間では984,357枚でCDセールス1位、そしてルックアップで3位を獲得した。
総合2位にチャートインしたのは、なにわ男子の1stアルバム『1st Love』。デビュー曲「初心LOVE」を含む全14曲を収録(初回限定盤1にはさらに10曲が収録されたディスク2が付属)した本作は7月13日にリリースされ、年間累計でCDセールスが865,307枚で2位、ルックアップが5位を記録した。こちらもCDセールスは順位を落としていっているが、ルックアップ指標ではリリース以降トップ10圏内をキープしている。
総合3位にはAdoの『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』がCDセールス314,356枚で12位、ルックアップ10位、ダウンロード1位を記録してチャートイン。アニメ映画『ONE PIECE FILM RED』の主題歌・劇中歌を収録した作品である本作は8月10日にリリースされ、初週で108,416枚を売り上げてCDセールス2位、ルックアップ3位、そしてダウンロード数30,528DLで1位と3指標で好スタートを切っていた。
そして、年間累計697,483枚でCDセールス3位を記録したSEVENTEENの『DREAM』は同指標に大きく牽引されて総合4位に登場。SEVENTEENは『Face the Sun』もCDセールスが牽引して、総合8位を記録している。
上半期の総合アルバム・チャートで首位を獲得したSixTONES『CITY』はCDセールス582,259枚で4位、ルックアップで1位を記録し、総合5位にチャートインしている。
『DREAM』と『CITY』に続いて、CDセールス5位を記録したのはKing & Princeの『Made in』だ。年間で566,742枚を売り上げた同作は、ルックアップがコンスタントにトップ10圏内を記録しており、最終的に総合7位にチャートインした。また、BTSのデビューから最新曲までの9年間をまとめたアンソロジー・アルバム『Proof』はCDセールス534,522枚で7位、ルックアップで20位、そしてダウンロード数18,329DLで7位を記録し、総合6位に入っている。
Text by Haruki Saito
◎Snow Man・岩本照 コメント
この度、僕達の2ndアルバム『Snow Labo. S2』が総合アルバム・チャート“HOT Albums”において2022年 年間総合首位を受賞させていただけたこと、ありがとうございます。沢山の皆様のお陰です。このアルバムのタイトルにもある“Labo.”は、実験という意味のほか挑戦という意味も込めさせてもらっており、今回はメンバーがそれぞれ楽曲を担当させていただいたり、制作過程から様々な挑戦をさせていただいたアルバムでもありましたのでとても嬉しく思います。ファンの皆様いつもありがとうございます。これからも、聴いてくださる方、見てくださる方、応援してくださる方々の心を打つパフォーマンスをお届けするべく日々スキルを磨き、精進して参りたいと思います。
【Billboard JAPAN HOT Albums of the Year 2022】トップ10
1位『Snow Labo. S2』Snow Man
2位『1st Love』なにわ男子
3位『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』Ado
4位『DREAM』SEVENTEEN
5位『CITY』SixTONES
6位『Proof』BTS
7位『Made in』King & Prince
8位『Face the Sun』SEVENTEEN
9位『狂言』Ado
10位『ユーミン万歳!~松任谷由実50周年記念ベストアルバム~』松任谷由実
集計期間:2021年11月29日(月)~2022年11月27日(日)
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