2013/04/30
ブロードウェイの名作ミュージカル『ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット(Nice Work If You Can Get It)』が、今年6月に終了することが明らかになった。トニー賞にもノミネートされた事のある同作品だが、プロデューサーが発表したところによると、インペリアル劇場での27回のプレビュー公演と478回のレギュラー公演をもって、6月15日に千秋楽を迎えるという。
『ナイス・ワーク - 』は1920年代を舞台にした風変りなロマンチック・コメディで、マシュー・ブロデリック演じる裕福で酔っ払いのプレイボーイに出会う、酒類密売人の女性を描いた物語だ。ブロデリックは6月15日が彼の最後のショーになると話している。
台本を書いたジョー・ディピエトロと演出・振り付けのキャスリーン・マーシャルは、「ス・ワンダフル」や「魅惑のリズム(Fascinating Rhythm)」といったガーシュウィンの曲目を同舞台に用い、豪華なスコアを作り上げた。
なお、出演者のマイケル・マクグラスとジュディ・ケイは、トニー賞ミュージカル部門で共に最優秀助演男優/女優賞を受賞。しかし、ミュージカルそのものは最優秀リバイバル・ミュージカル賞を逃がしており、ガーシュウィンの曲が用いられた別の舞台『ポーギーとベス(The Gershwins' Porgy and Bess)』が受賞した。
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