2013/04/30
抜群のストーリー性を有した歌詞が絶賛を受け、“日本に現存する唯一の非感謝系音楽実演家”とも称される歌謡ファンクバンド 面影ラッキーホールが突然の改名を宣言。新バンド名の公募を開始している。
昨年に結成20年を迎えた彼らは、かねてより同業者や識者から賛美されてきた知る人ぞ知る個性派バンドとしてカルトな人気を誇ってきた。中でも、故・吉本隆明や脚本家の宮藤官九郎、映画評論家の町山智浩らの絶賛する歌詞はリリースごとに話題を呼んでおり、昨年リリースした新作『On The Border』でも多くの衝撃を与えていた存在だ。
そんな中、4月25日にオフィシャルサイトで「“面影ラッキーホール”というキラキラネームを背負ってはや20年。(中略)成人式で暴れ損なった僕らはここらで改名してみようと思います」と発表。同日をもって面影ラッキーホールではなくなり、「しばらくは、“the artist formerly known as 面影ラッキーホール”と呼んでください」と、かつてのプリンスを思い出させる宣言を行っているのだ。
なお、公募となる新バンド名の唯一の決まりごとは“頭文字が必ず”O.L.H.”(例:Office Lady Hips等)と、なるようにしてください”。締め切りは6月末日となっており、名付け親に選ばれた者には御礼もあるとのこと。新バンド名決定後にはお披露目会も予定しているようだ。
◎the artist formerly known as 面影ラッキーホール 新バンド名公募アドレス
namae@o-l-h.jp
◎メンバーコメント
sinner-yang「だって犬ですら、名前から大体の犬種がわかるじゃん。ほら“ショコラ”だ“ヴアニラ”みたいなスイーツ系だと『ああ、キャバ嬢の飼ってるロングコートチワワだな』って、飼い主の職業までプロファイルできちゃう。ましてや、面影ラッキーホールじゃあまりにも情報多すぎるでしょ。
後ね、単純に飽きたんですよ、もう。飽きたから名前変えたいなってね。自主的ですよ。改名を強制された訳じゃない。そもそも僕らはまだ併合されてないし(笑)。本当はネーミング・ライツ取得して、期間限定で”ヤフー・ジャパン・ラッキーホール”とか”マツダZOOM ZOOM ラッキーホール”とかも良かったんだけど。(笑)まあバジェット的にも現実的じゃないって事で公募に踏み切った訳です。後さ、歴史を紐解いても“山本浩司”の通算打率は2割5部6厘だけど、”山本浩二”になると通算打率3割7厘。しかもホームラン王4回、打点王3回、首位打者1回にMVP2回な訳。じゃ僕らもちょこっとだけ変えるかと・・・・。」
aCKy「何しろ20年前っちゃぁ、当時、ほら『アンダーグラウンドはしか』みたいなもんにかかった中で、若気の至りでこんな名前をつけちゃってますから。そしたら可哀想にこの子は、未だそこからずっぽり抜け出せないでいるのですよ。そう、もうアングラからは卒業するのです! なので、成人を迎えたこの子の今後が、お洒落ぴーぽーの方々にもモテが可能になるような、U.F.O.や、F.P.M.と並ぶ、粋でシャレオツな、新しい「略称O.L.H.」をつけてやってください。よろしくお願いいたします!」
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