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2013/04/26

嶋大輔、芸能界引退で政治家に 参院選出馬報道は「白紙です」と否定

 芸能界引退、政治家転身を表明した嶋大輔
 俳優の嶋大輔が25日、東京都内で会見を行い、32年間活動してきた芸能界からの引退と政治家への転身を表明した。
 2児の父親として生活する中で「今のままでいいのかって気持ちが3年前からふつふつと湧いてきまして、きっかけは2年前の震災」と心境の変化があったことを語り、「いじめ撲滅を掲げていろいろ活動してるけど、自分が表立ってできること、それが政治じゃないかと」と説明。
 「政治家は法律をつくれると、そこにたどり着いた。(法律をつくることで)僕が掲げてるいじめ撲滅、教育環境が変わっていくんじゃないかと思って決めました」と理由を明かした。
 夏の参院選に自民党から出馬するとも報じられていたが、「今はまったくの白紙です」と完全否定。「これからの自分の活動を見て共感してくれる方が賛同してくれたら」とし、「将来的には法律をつくるってところは譲れないので、時がくれば立候補するつもり。今年うんぬんというのはまったく白紙です」と繰り返し強調した。
 元女優で自民党の参議院議員・三原じゅん子氏と親交が深く、三原氏はちょうど3年前の2010年に参院選への出馬を表明。影響を受けたかとの問いには「勧められたことはありませんが、三原先生にお会いして、いろんな話を聞いているのは事実。いろんな勉強をさせていただいています」と語った。
 潔く芸能界を引退するのは「自分の中で、二足のわらじは履けないと思いました。政治活動とどちらにも妨げになってしまう」とキッパリ。今後は「個人の嶋大輔として、地方の学校なり施設を回って現場の生の話を聞く。フェイスブック等でそういう活動をしていきます」とし、最終目標は「てっぺんが国会議員だと思う。法案が決められる決議のあるところ、法律をつくれるのが大事」と語った。

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