2022/11/17 13:00
リゾの大ファンを公言するAurielle Marie(オリエル・マリー)という米詩人が、大切な授賞式に着ていけるような服がないことを嘆き、ダメもとでリゾにドレスを貸してほしいと懇願するTikTok動画を10月末に投稿したところ、今週リゾからゴージャスなドレスが送られてきたことが分かった。
2021年に出版された詩集『Gumbo Ya Ya』の作者で、米ジョージア州の<年間最優秀作家>受賞者であるマリーは、先日米LGBTQ誌Outが選ぶ“Out 100”に選出された。2022年10月27日に自身のアカウントに投稿したTikTok動画で彼女は、米ニューヨークで開催されるOut 100の授賞式に着ていけるものがなく、用意が間に合わなかった場合は参加を見送る可能性が高いと述べた。
この動画で彼女は自己紹介をし、現在自身が置かれている状況を説明したあと、「あなたがそれについて話すのを見てきたから、部屋で一番大きな女になってしまう気持ちだったり、それに伴う詮索や非常に目立ってしまうことについてあなたが分かっていることを私は知っています」と述べ、「あなたが女子のための女子だってことを知っていますし、私は女子も女子。だから知りたいんです。聞いておきたいんです。一生のお願いです、2022年の【エミー賞】のドレスを貸していただけませんか?」と懇願した。
その後、数週間は進展がなかったものの、11月15日にサプライズが届いたマリーは、興奮を抑えきれない様子で階段を駆け降りているところから始まる開封動画を投稿した。彼女はすぐに箱からガウンを出して試着し、涙ながらにお礼を述べた。届けられたドレスは、マリーが大好きだと述べていた、2022年の【エミー賞】でリゾが着ていたものではなかったが、2019年の【アメリカン・ミュージック・アワード】のパフォーマンスで着ていたテイストが似ている見事なフリルのついたショッキング・ピンクの一着だった。
マリーはTikTok動画のキャプションで、「あなたのドレスに涙がついてしまったかも、リゾ、my bad babe(格好いい女性)。言葉では足りませんし、ありがとうでも足りません。でも、ありがとう!言葉が出てきません」とお礼を述べ、「みんな!私リゾ・サイズに認定されたよ!そしてこのガウンを見て!行くぞ、Out Magazine!」と興奮を共有している。
リゾはマリーの投稿についてまだコメントしていないが、自身の授賞式に向けて準備を進めているだろう。2023年の【グラミー賞】では、『スペシャル』が<最優秀アルバム賞>、「アバウト・ダム・タイム」が<最優秀楽曲賞>や<最優秀レコード賞>など6部門にノミネートされている。
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