2022/10/27
2022年10月21日に公開された、テイラー・スウィフトの極めてパーソナルな「アンチ・ヒーロー」のミュージック・ビデオで、彼女が“肥満”とだけ表示される体重計に乗るシーンが物議を醸し、“肥満恐怖症”ではないかと批判された。
こうした声を受けてか、10月26日時点でApple MusicのMVからこのシーンが削除されたことに目ざといファンが気づいた。この記事の公開時点では、YouTubeのMVにはまだそのシーンが残っている。
テイラーは、この変更についてまだ公式にコメントしていない。米ビルボードはApple Music、テイラーの代理人、そしてYouTubeにコメントを求めている。
彼女は以前、2020年のドキュメンタリー『ミス・アメリカーナ』などで、ボディ・イメージとの葛藤を語っていた。また、「アンチ・ヒーロー」に関しては、収録されている最新アルバム『ミッドナイツ』が発売される前に、「今まで書いた中で一番好きな曲の一つ」と位置づけ、「今までこんなに細かく自分の不安定感について掘り下げたことはなかった」ということや、「自分について嫌いになりがちなことを実際に案内しているんです。私たちは皆、自分の嫌いなところってありますよね」などと述べていた。
MVに対する反発を受け、ウーピー・ゴールドバーグなどが共同司会を務める米トーク番組『ザ・ビュー』は、10月25日の放送でテイラーを擁護する姿勢を示した。司会のサニー・ホスティンは、批評する人々を“的外れ”であると指摘し、「芸術家である彼女は、自身の芸術への主体性を持つことができます。彼女は個人的な経験を描写しているわけで、率直に言って、その個人的な経験は多くの女性も経験するものです。私もそうだし、男性だってそうです」と述べた。また、ウーピーも、「どうしてこんなことで時間を無駄にしているの?みんなテイラー・スウィフトについて一言言いたいみたいだけど、ほっといてあげなさいよ!」とコメントした。
ANTI-HERO MUSIC VIDEO HAS BEEN EDITED ON APPLE MUSIC pic.twitter.com/hLl5LNcthq
— (@xThisIsAndyG) October 26, 2022
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像