2022/10/18 09:00
デヴィッド・O・ラッセル監督の最新作『アムステルダム』のオリジナル・サウンドトラックの配信がスタートした。
映画『アムステルダム』の舞台は1930年代のニューヨーク。オランダのアムステルダムで出会った3人は、ひょんなことから“ある殺人事件”に巻き込まれ容疑者に。濡れ衣を晴らすために、“何があっても守り合う”と誓っていた親友3人組は“ヤバい作戦”を思いつくも、事件の真相に迫っていく中で、やがて“世界の歴史上、最も衝撃的な陰謀”へと巻き込まれてしまう。
本作の楽曲を手掛けるのは、ダニエル・ペンバートンだ。2015年にダニー・ボイル監督がメガホンを取った『スティーブ・ジョブズ』で【ゴールデン・グローブ賞】のミュージカル・コメディ部門の<作曲賞>にノミネートされたのを皮切りに、2016年の『ゴールド/近海の行方』で同賞の<主題歌賞>に、2019年の『マザーレス・ブルックリン』ではふたたび<作曲賞>にノミネートされるなど数々の映画音楽を手掛けてきた。これまでガイ・リッチー、リドリー・スコット、ダニー・ボイル、エドワード・ノートンなど数々の名匠とタッグを組み、サスペンスフルな音楽を得意とする作曲家だ。ダニエルは「オーケストラの“縁の下の力持ち”である木管楽器を存分に生かして曲をつくるのはとても素晴らしい試みでした」と自身のTwitterで明かしている。
さらにサウンドトラックの中に収められている「Le Soleil Rouge」は、劇中で親友3人組を演じる楽観的な医師バート役のクリスチャン・ベール、しっかり者の弁護士ハロルド役のジョン・デヴィッド・ワシントン、世界の歴史を変えてしまった負けん気の強い看護師ヴァレリー役にマーゴット・ロビーが歌っている。
また、ギヴィオンによる劇中歌「Time -Performed by GIVEON」も収録されている。作詞には、ギヴィオン本人のほか、彼を見出したラッパーのドレイク、作詞とプロデュースには、ラナ・デル・レイの「Summer Bummer」、エミネムの「Lucky You」、エド・シーランの「1000 Nights」などの楽曲に作詞・アレンジ・演奏で参加し5度の【グラミー賞】ノミネート、2度の受賞を経歴を持つJahaan Akil Sweetと、ダニエル・ペンバートンも参加している。楽曲の冒頭は、フルートなどの管楽器が響き穏やかな中で、ギヴィオンの哀愁あふれる歌声が響き、ドラムやほかの楽器が加わり楽曲は盛り上がりを見せる。
映画『アムステルダム』には、先述のキャスト3名以外にも、クリス・ロック、アニャ・テイラー=ジョイ、ゾーイ・サルダナ、マイク・マイヤーズ、マイケル・シャノン、ティモシー・オリファント、アンドレア・ライズボロー、テイラー・スウィフト、マティアス・スーナールツ、アレッサンドロ・ニヴォラ、ラミ・マレック、そしてロバート・デ・ニーロなど、オールスター・キャストが名を連ねている。
◎リリース情報
アルバム『アムステルダム オリジナル・サウンドトラック』
配信中
https://20thcenturystudios.lnk.to/Amsterdam
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