2022/10/14
2022年11月3日にデュラン・デュランの新しいドキュメンタリー・コンサート・フィルム『A Hollywood High』が公開される。75分間のこの映画では、彼らが米ロサンゼルスで行った屋上ライブと、何十年にもわたって“天使の街”に抱いてきたこだわりを語る独占インタビューやアーカイブ映像も収録される予定だ。
世界中の劇場で公開予定の同作は、『David Gilmour: Live at Pompeii』のギャビン・エルダー、『Tiesto: Live from Empty Red Rocks』のヴィンセント・アダム・ポール、『Rufus Wainwright: Prima Donna』のジョージ・スコットが監督している。キーボーディストのニック・ローズは、本作のバックボーンとなったライブについて、「数年ぶりのアメリカ公演では、本当に特別で親密なことをしたかったんだ。多くの選択肢を検討した結果、屋上でのパフォーマンスがすぐに最有力候補に挙がった。パンデミック後だったし、そんなことはしたことがなかったし、新しいアルバムを出したばかりだったしね。どことなくそれが、僕らの旅の次の部への魔法の扉のように思えたんだ」と語っている。
ライブが行われたのは、ハリウッドの中心部にあるThe Asterの屋上で、バンドが最初に所属したレーベルにちなんでキャピトル・レコードの建物を見下ろす形で撮影されている。ミキシングとマスタリングはドルビー・アトモスとドルビー・ヴィジョンでされており、臨場感あるオーディオ・ビジュアル体験が可能になっている。ベーシストのジョン・テイラーは、「初めてアメリカに来た時から、デュラン・デュランはロサンゼルスの街と永続的な関係を持っている。40年間一緒に活動してきたことを記念して、僕たちは何かユニークなことをしようと決めていた。LAの屋上で、向かいのキャピトル・レコードの建物と遠くに見えるハリウッド・サインを見ながら演奏するのは完璧に思えたし、僕ら全員にとって特別な夜になったよ」と語っている。
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