2013/04/20
flumpoolが4月17日にNHKホールで開催されたライブイベント【TOKYO FM & JFN present EARTH×HEART LIVE 2013】へ出演し、台湾を代表するロックバンド Mayday(メイデイ)と共演を果たした。
TOKYO FMをはじめとするJFN38局が、地球環境の保護と保全を呼びかけることを目的にした世界中継コンサートとして1990年より毎年4月22日のアースデーに開催しているこのライブ。2011年の東日本大震災を契機に、同じアルファベットで構成された二文字をつなげた“EARTH×HEART LIVE”に名称を変更し、厳しい環境問題に直面しているアジア圏へのメッセージを発信していく由緒あるイベントだ。
先手を務めたMaydayがキーボードやコーラスを従えて登場すると、会場からは割れんばかりの大歓声が鳴り響いた。彼らはかつてGLAYのステージに出演し、今年の2月にもZepp TOKYOワンマン公演を大盛況に収めたばかり。日本での人気も徐々に高まっており、メンバーの阿信(アシン / vo)は「また日本に来れて嬉しいです」「電話番号、教えてください」と日本語MCを披露して観衆を喜ばせた。
サウンドは王道のロックを基調としながら、キャッチーなメロディや一緒に歌えるコーラスが満載のポップさが大きな魅力だ。中でもヒット曲「OAOA」では、flumpoolのファンとおぼしき観衆も巻き込むコール&レスポンスで約3500人を盛り上げていった。
「国と国を超えた最高の一日にしましょう!」。先輩バンドの見事なステージを受けて登場したflumpoolは気合十分だ。彼らもMCではメンバーが勉強中という中国語で挨拶して台湾からやってきた観衆を沸かせば、ステージ後部のディスプレイには中国語に翻訳した歌詞を掲載。Maydayのステージでも同様に日本語の翻訳歌詞が表示されていたが、すべての観衆が隅々まで楽しめる演出が施されていたのが印象的だ。
さらに、flumpoolのステージは中盤から本編ラストまで、YouTubeでの生中継も行われた。カメラの向こうにいる無数の視聴者に対してもアピールすると、終盤は「Touch」や「星に願いを」など代表曲をたたみかけていった。
そしてアンコールではMaydayのメンバーを呼び込み、両者のスペシャルセッションを敢行した。まずはflumpoolの「証」に対し、阿信が中国語でオリジナル歌詞をつけた「証明」を披露。続いてMaydayの「OAOA」に山村が日本語詞をつけたカバーバージョンをと、お互いの名曲を流麗に歌い上げるプレミアムなステージでイベントを締めくくった。
なお、ステージ上ではデビュー5周年を迎えるflumpoolのネクストアクションとして、10月1、2日に日本武道館での2DAYSライブ開催と、夏のシングルリリースが行われることが発表された。また、今回のイベントの模様は、アースデーである4月22日 19時よりTOKYO FMなどJFN38局の他、台湾などのアジア圏のラジオ局にてオンエアされる予定となっている。
◎【TOKYO FM & JFN present EARTH×HEART LIVE 2013】
2013/04/17(水) at NHKホール
セットリスト:
[Mayday]
01.孫悟空
02.孤独の終わり
03.Masquerade
04.満足な気持ち
05.乾杯
06.OAOA
07.恋愛ing
08.やさしさ
09.OKさ~モーター・ロック~Solo
10.離開地球表面
[flumpool]
01.今年の桜
02.labo
03.Hello
04.君をつれて
05.春風
06.Touch
07.ベガ~過去と未来の北極星~
08.イイじゃない?
09.星に願いを
[Mayday&flumpool セッション]
En1.証明
En2.OAOA
◎日本武道館 Special 2Days Live
10月1日(火)、2日(水)日本武道館
一般発売日:2013年8月31日(土)
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