2022/10/06 15:00
現地時間2022年10月5日、パラモアが前日に米ソルトレイク・シティで開催したライブにて、男性客が複数の女性客に対して暴力を振るったことについて声明を発表した。
声明でバンドは「昨晩のSLCでのライブ後、我々はパフォーマンス中に客席で発生した事件について知らされました」と述べ、「一人の男性が婚約中のカップルを含む複数の女性に対して暴力を振るい、暴言を吐きました。我々のセキュリティと会場のスタッフは無事男を抑え込み、退場させることができました」と綴った。また、ステージ上からは同行為が視認できなかったため、メンバーの状況把握が遅れたとの説明もあった。
声明は「パラモアはいかなる暴力、ホモフォビア、偏執も許容しません。我々のコミュニティにおいて最も歓迎されない要素であり、我々のライブにも居場所はありません」と続き、「昨晩のことで直接傷ついたり、それを目撃してしまったファンの皆さんに対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。我々は皆さんを守るため、そして皆さんが“歓迎されている”と感じてもらえるようにできる限りを尽くします」とファンへメッセージを送った。
「明確に説明します:パラモアのライブは安全な場所であるべきです。それを尊重できないならば、来ないでください」という一文で、声明は締めくくられた。
数年越しに活動を再開したパラモアは、ニュー・アルバム『ディス・イズ・ホワイ』のリリースを控えている。また、一部から歌詞が性差別的だという指摘を受け、封印していたヒット曲「Misery Business」を現在のツアーで4年ぶりに復活させている。
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