2022/10/04
映画『アバタ-』(09)の13年ぶりの続編『アバタ-:ウェイ・オブ・ウォ-タ-』(12月16日公開)のプロデュ-サ-を務めるジョン・ランド-氏が来日。4日、東京都内でマスコミ向けに最新3D映像を上映後、プレゼンテ-ションを行った。
今回の舞台は、惑星パンドラの希少鉱物を求める地球人類と原住民族ナヴィの戦いを描いた前作の10年後。
惑星パンドラの一員となった元海兵隊員のジェイク(サム・ワ-シントン)は、ナヴィの女性ネイティリ(ゾ-イ・サルダナ)と家庭を築き、子どもたちと平和に暮らしていた。そこへ、再び人類が現れ、神聖な森を追われたジェイクと家族は、未知なる“海の部族”の下へ身を寄せるが…。
海が舞台となる本作では、俳優陣も実際に水中で演技をしている。そのために本格的な準備を実施した。
ランド-氏は「フリ-ダイビングのインストラクタ-を招いて、キャストごとに2カ月のトレ-ニングを実施しました。その結果、水の中で自由に息を止めることができるようになり、ケイト・ウィンスレットは7分ぐらい、シガニ-・ウィ-バ-は6分ぐらい潜っていられるようになりました」と明かした。
また、新たなキャラクタ-として、本作には主人公ジェイクの10代の子どもたちが登場する。
若い世代を登場させた狙いについて、ランド-氏は「特にジム(ジェ-ムズ・キャメロン監督)が思っていることですが、若い人たちに映画館に行くことが特別な体験であることを知ってほしい。iPadやiPhoneとは違う。みんなと一緒に体験し、映画が終わった後、会話も弾む。それが私たちにとっては重要なこと。そのために、若い観客が、より共感し、憧れられるキャラクタ-になるはず」とアピ-ル。
さらに、「彼らはこの作品だけでなく、今後のシリ-ズ3、4、5作目にも登場します。彼らの成長を見せたい」と語った。
なお、その若い世代のキャラクタ-を演じる俳優の1人は、前作にも出演した大ベテランのウィ-バ-。
ランド-氏は「シガニ-は、14歳だったらこうだろうなという心を自分の中に見つけて、子どもの役を演じています」と明かした。
また、俳優の演技をCGに置き換えるパフォ-マンスキャプチャ-を駆使した新たなチャレンジについてランド-氏は「他の方法では不可能」と自信をのぞかせた。
最後に、「絶対に大きなスクリ-ンで見ていただく作品」と強調したランド-氏は「皆さんが本当にこの世界に入っていくような体験ができる作品を作っています。ぜひ友だちや家族と見て、この作品の話をしてくれることを期待しています」と呼び掛けた。
エンタメ OVO
最新News
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像