2022/09/25
2022年9月26日付のBillboard JAPAN週間“Top Singles Sales”で、King & Prince『TraceTrace』が513,056枚を売り上げ、首位を獲得した(集計期間2022年9月12日~2022年9月18日)。
『TraceTrace』は、前作『Lovin’ you/踊るように人生を。』から5カ月ぶりとなる10枚目のシングルで、表題曲の「TraceTrace」はメンバーの永瀬廉が出演するドラマ『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』の主題歌として採用され、楽曲のセンターも永瀬廉が初めて務めた。King & Princeはデビュー以降10作連続のシングル首位獲得となった。
今回はKing & Princeの『TraceTrace』の都道府県別の販売動向をSoundScanJapanのデータを使用し調査した。まず、2022年の一般的なシングルの都道府県別の実店舗での販売数のランキング及び販売比率は下記の通りである。
〇2022年全シングルCD販売数上位10都道府県(集計期間:2021年12月31日~2022年9月18日)
1位 東京都 24.0%
2位 大阪府 8.5%
3位 愛知県 6.8%
4位 神奈川県 5.8%
5位 北海道 4.9%
6位 埼玉県 4.4%
7位 福岡県 3.6%
8位 千葉県 3.4%
9位 兵庫県 3.2%
10位 宮城県 2.5%
これに対し、『TraceTrace』の初週の実店舗での販売数のランキング及び販売比率は下記の通りである。また上記全シングルのランキングと比較して、ランキングが上がっている都道府県は↑マーク、下がった県は↓マーク、同じ場合は→マークを付け、かっこ内に全シングルでの都道府県のランキング及び販売比率を表記している。
〇『TraceTrace』初週販売数上位10都道府県(集計期間:2022年9月12日~2022年9月18日)
1位 東京都 → 14.4% (1位 24.0%)
2位 愛知県 ↑ 7.5% (3位 6.8%)
3位 大阪府 ↓ 7.0% (2位 8.5%)
4位 神奈川県 → 7.0% (4位 5.8%)
5位 埼玉県 ↑ 5.5% (6位 4.4%)
6位 北海道県 ↓ 5.0% (5位 4.9%)
7位 千葉県 ↑ 4.1% (8位 3.4%)
8位 福岡県 ↓ 4.0% (7位 3.6%)
9位 兵庫県 → 3.4% (9位 3.2%)
10位 宮城県 → 2.7% (10位 2.5%)
ここで全シングルと比較して上昇している都道府県を見ると、愛知県、埼玉県、千葉県となっており、それぞれメンバーの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の出身地であり、販売比率についても3都県ともに大幅に上がっている。髙橋海人の出身地の神奈川県についても販売比率では全シングルでは2位の大阪府とほぼ互角の販売比率で、かなり高くなっている。永瀬廉の出身地の東京都については、一般的にイベント等の販売施策を効果的に行えるため、全シングルの販売比率が非常に高くなっており、単純に積極的にリリースイベント等を行わないアーティストの個別タイトルとの比較はできないが、人口占有率(11.1%、令和2年統計)と比較するとこちらもかなり高い1位となっており、各メンバーの地元での人気の高さを証明する結果となった。
3作ぶりの初週ハーフミリオンを突破し、この勢いのまま2か月後には新作『ツキヨミ/彩り』の発売が予定されているKing & Princeの今後の活躍に注視したい。
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