2022/09/22
サッカーのスター選手であるジェラール・ピケとの離婚を認めてから3か月が過ぎたシャキーラが、米エルのインタビューで現在の胸の内を語った。
9月21日に公開された新しいカバー・ストーリーで彼女は、「自分の人生でおそらく最も困難で暗い時の一つであるこの瞬間に、音楽が光をもたらしてくれたように感じています」と語り、「静かにしながらいろいろ全部整理しようとしてきました。そうですね、それについて話すのは難しいですよ、特にまだその体験が続いているわけですし、世間の目にさらされていますし、私たちの別れは普通の別れとは違いますから。私だけでなく、子どもたちにとっても大変なことでしたね。信じられないほど困難です」と吐露している。
彼女はさらに、「私の家の前には、四六時中パパラッチが陣取っています。子どもたちと一緒に彼らから隠れることができる場所は、自分の家以外にはありません。普通の家族みたいに公園を散歩したり、アイスクリームを食べに行ったり、パパラッチに追いかけられることなく活動することはできません。大変なんです。それに子どもの前では現状を隠そうとしたこともあります。そうして子どもたちを守ろうとするのが、私の人生の第一の使命ですから。でも学校で友だちからいろいろ聞いたり、ネットで嫌なことや不愉快なニュースを目にしたりすると、それが影響してしまうんですよ」と続けている。
シャキーラは、今回のことはいずれ目覚める”悪夢”のような気がすると付け加えた。「でもこれは現実です。そして、私が神聖で特別なものだと思っていた子どもの父親との関係が、メディアによって低俗で安っぽいものに変えられてしまったことへの失望もまた現実なのです」と彼女は述べ、「一方で父がICUに入院していますし、自分もさまざまな方面で戦いながらこれら全てに注力しなければなりません。今言ったように、これはおそらく自分の人生で最も暗い時です。でも、苦難を乗り越えている世界中の女性たちのこと、私と同じくらい、あるいはもっと困難な状況を経験している人たちのことを考えるんです」と語っている。
また、長男のミランが少し大きくなった2014年、ツアーをやめなければならないと思ったことも明かした。彼女は、「彼が学校に通い始めたら、私は身を落ちつけてバルセロナに根を張り、彼とジェラールのために、そして後には(二人の次男)サーシャのためにいてあげなければならないと思いました。サッカー選手として、(ジェラールは)サッカーをしたかったし、タイトルを取りたかったので、私が彼をサポートしなければなりませんでした。つまり、私たち二人のどちらかが犠牲を払わなければならなかったわけですよね。彼がバルセロナとの契約を終了し、私のキャリアがある米国へ一緒に移住するか、私が代わりにそうするかということでした」と語っている。
シャキーラは、2010年の【FIFA ワールドカップ】のアンセム「ワカ・ワカ(ディス・タイム・フォー・アフリカ)」のプロモーション中に当時のスペイン代表のディフェンダーだったピケと出会った。
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