2022/09/13 11:00
1980年に米マンハッタンのアパートの外で故ジョン・レノンを射殺したマーク・デヴィッド・チャップマンの12回目の仮釈放申請が拒否されたと、ニューヨーク更生局が2022年9月12日に発表した。67歳のチャップマンは8月末に仮釈放審理に出廷していた。
チャップマンは1980年12月8日の夜、レノンとオノ・ヨーコがアッパー・ウエスト・サイドのアパートに戻る途中にレノンを射殺した。レノンはその日、チャップマンが持っていた、リリースされたばかりだった『ダブル・ファンタジー』のレコードにサインをしてあげていた。
州当局はまだチャップマンの最新の審理の記録を公開していないが、彼はこれまでの仮釈放審理で繰り返し反省の意を示してきた。彼はは2020年の公聴会で自分の行動を“卑劣だった”と振り返り、一生刑務所で過ごすことになっても“全く不満はない”と述べた。当時彼は、「私は、彼がとても、とても、とても有名だったから暗殺した。理由はそれだけで、とても、とても、とても、とても虚栄心を満たしたかった。とても身勝手だった」と語っていた。
チャップマンは現在、NYの北に位置するGreen Haven Correctional Facilityで20年から無期の懲役刑に服している。仮釈放は今回も認められず、次回の審理は2024年4月の予定だ。
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