2022/09/08
数か月の間、ニュー・アルバムに関する動きがないままSNSでトレンド入りしていたパラモアが、2022年9月7日にようやく新作の最初のヒントを発表した。
フロントウーマンのヘイリー・ウィリアムス、ギタリストのテイラー・ヨーク、ドラマーのザック・ファロからなるロック・グループは、インスタグラムでそれぞれのアカウントのプロフィール写真を、結露で滑る窓に顔を押し付けているお揃いの画像に変更した。一方、パラモアのインスタグラムでは、バンドの2022年秋のツアー日程に関する2つの投稿を除き、すべての投稿がアーカイブ化されている。
パラモアの6thアルバムは、2017年の『アフター・ラフター』に続く作品となる。この作品は米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で6位を記録し、13週間チャートにとどまった。また、“Top Rock Albums”チャートではNo.1を獲得している。同作発表後からしばらくの間、メンバーはソロ・プロジェクトで忙しくしていたが(ヘイリーは『ペタルズ・フォー・アーマー・アンド・フラワーズ・フォー・ヴェイセズ/デスカンソス』、ザックはサイド・プロジェクトHalfNoiseの『モティーフ』)、今年1月にヘイリーが、米ローリング・ストーンに、3人がバンドのために新しい音楽に取り組んでいると語った。
当時彼女はメールで、「自分たちが大好きと思えるものを書けてトラックを作れたので実際に驚かされました。そこから先は下り坂だと冗談を言っていたんですが、ありがたいことにこの作品全体を通して私たちは何度も驚かされました。私はいつも、自分たちが新しい何かに到達し、同じことの繰り返しではないと確信できる瞬間を待っています。セルフタイトル・アルバムでは“エイント・イット・ファン”、“アフター・ラフター”では“ハード・タイムス”や“トールド・ユー・ソー”でした。ヒット曲というよりも、未知の領域に踏み込んでいるような怖さと興奮を感じます。興味が持続するんです。今回はその感覚を早くから味わうことができました」と同誌に語っていた。
新作について彼女は、パラモアの特徴的なサウンドと“それほど違いはない”と説明していた。また、「私たちはまだその真っ只中にいますけれど、いくつかのことは最初から一貫しています。その1、ギターをより強調すること、その2、ザックはドラムのテイクで好きなだけアニマル(『セサミ・ストリート』のマペット)になることです」と語っていた。
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