2022/08/31 14:30
『サンドマン』の作者ニール・ゲイマンが最近、ジョシュ・ホロウィッツのポッドキャスト『Happy Sad Confused』にゲスト出演し、1990年代に故マイケル・ジャクソンがこのコミック・シリーズのTVバージョンに実際に主演したがっていたことを明かした。
実写映像化に消極的だったというゲイマンは、それまでもオファーを断っていた経緯を説明しながら、「1996年にはワーナー・ブラザーズに連れて行かれて、当時の社長に座らされて、マイケル・ジャクソンが前日に電話をかけてきて、“サンドマン”のモルフェウス(ドリーム)役で主演できないかと聞かれたと言われたんですよ」と明かし、「つまり(“サンドマン”の映像化には)とても関心が集まっていて、彼らはこの作品が重要資産の1つであることを知りつつ、“どう思う?”と聞いてきたわけです。“うーん……”と思いましたね」と、あまり乗り気ではなかったことを表情で表している。
ここ数十年の間、ゲイマンは自身のシリーズをTV化するオファーを何度も受けてきた。今年満を持してNetflixで配信された『サンドマン』のシーズン1は、同プラットフォームのグローバル・チャートで3週連続首位を獲得した。2022年版では、モルフェウスをトム・スターリッジが演じている。このシリーズにはほかに、グウェンドリン・クリスティー、ジェナ・コールマン、ボイド・ホルブルック、メイソン・アレクサンダー・パーク、カービー・ハウエル=バプティストなどが出演している。シーズン2についてはまだ未定だ。
マイケルは生前、モルフェウス役を演じることはなかったものの俳優としても活躍していた。2009年に亡くなるまで、彼は1978年の『ウィズ』でかかしを演じたほか、『ムーンウォーカー』(1988年)や『メン・イン・ブラック2』(2002年)などの映画にも出演している。
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