2013/04/16 14:20
アメリカ最大級の野外フェス【Coachella Valley Music and Arts Festival】3日目、最終日となる4月14日(現地時間)のライブフォトを、ビルボードジャパン特派員のクイックレポートとともにお届け。レッチリ、ウータンらの大御所から、ジェイムス・ブレイク、ザ・ルミニアーズら若手最注目株、そして映画『シュガーマン』で話題のロドリゲスなどが登場。
■Red Hot Chili Peppers
強風のため時折目を閉じないと辛すぎる環境の中、これまでのヒット曲を網羅したセットリスト、最強のパフォーマンスで当然のごとく盛り上がりは最高潮に。さすがはレッチリ!砂漠をも1つのセットにしちゃいました?!
■Wu-Tang Clan
3日目のハイライト。なんせ、ステージへの移動が前日のPhoenix以上に苦労。そして、そこに近づくにつれて明らかになったステージに唖然…中央に設置されたモニター左に弦楽器隊、右手にホーンセクション隊という彼らの意気込みと力の入れよう。ラップが機関銃のようにブッ飛んで来るそのパフォーマンスを支えるビートとオーケストラ。なかなか見られない貴重なステージを目撃。
■James Blake
新曲も織り交ぜながらのセットリストで、低音ビートが気持ち良い新曲は、すでにライブで演り込まれているようで、かなりタイトなパフォーマンスを見せてくれた。
■Rodriguez
登場前からロドリゲスコールが自然発生した様は、まるで映画『シュガーマン』のワンシーンの再現のよう。若い層からの支持というのがさらに感動的で、涙なしでは見れない感情を高ぶらせるパフォーマンスであった。
■The Lumineers
メインステージを激混みにし、そして、今年一番の大合唱を巻き起こした「Ho Hey」。夕暮れ時の大合唱はとにかく感動的だった。
■Father John Misty
元Fleet Foxesのメンバー。ライブ中のトークにも棘があって面白い。どっからどう見ても31歳には見えないルックスながら、今年のアクトの中でカリスマ性がズバ抜けていた。
■JEFF the Brotherhood
ザ・ブラック・キーズのダン・オーバックがデビューアルバムをプロデュースしたツーピースのガレージロックバンド。3弦ギターによるゴリゴリのロック音!
■Jessie Ware
低音ビートが強めながらも、歌う本人はクールなジャケットからは想像できない親しみのあるMCと仕草に好感度アップのライブ。曲中の決めポーズもちょっと一昔前だけど、ライブは今の時代のツボを押さえます。
■Kurt Vile
ギターリフが綺麗でセット前半はスローな曲中心、そして後半は打ち込みを使った早めのテンポで彼の魅力を堪能できたステージだった。
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