2022/08/10
現地時間2022年8月8日、オジー・オズボーンが、地元の英バーミンガムで開催された2022年の【コモンウェルス・ゲームズ】閉会式にサプライズ出演し、ブラック・サバスのメンバーとともにステージに立った。
オジーは、ブラック・サバスのギタリスト、トニー・アイオミに加え、ベーシストのアダム・ウェイクマン、そしてドラマーのトミー・クルフェトスとともに、バンドの1970年の代表曲「パラノイド」をアレクサンダー・スタジアムに集まった3万人の前で披露した。現在73歳のオジーは、2019年に自宅で転倒した際に入れた“首と背中のピンを取り除いて整列させる”という大掛かりな手術を今年6月に受けており、今回のライブはこの手術以後初のステージとなった。
ブラック・サバスの公式アカウントには、「パラノイド」のエネルギッシュなパフォーマンス映像が投稿されており、巨大な花火が上がるフィナーレで、オジーが大きな笑みを浮かべジャンプし、「バーミンガムよ、永遠に!」と叫ぶ様子が映っている。パフォーマンスの冒頭では、トニーがバンドの人気曲「アイアン・マン」を挿入したことでも話題となった。オジーとトニーが同じステージに立つのは、ブラック・サバスの最後のライブが、2017年2月4日にバーミンガムで開催されて以来となる。
オジーが最後に公の場でパフォーマンスしたのは、2019年の【アメリカン・ミュージック・アワード】でのポスト・マローンとの「テイク・ホワット・ユー・ウォント」のコラボ・ステージで、最後のフル・ライブは、2018年年末の【オズフェス】でのヘッドライン・ステージとなっている。2018年には、フェアウェル・ツアー【ノー・モア・ツアーズ2】を予定していたが、健康上の問題や新型コロナウイルスのパンデミックにより複数回延期されてきた。
なお、オジーは、ニュー・アルバム『ペイシェント・ナンバー9』を9月9日にリリース予定で、本作にはチャド・スミス(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、ロバート・トゥルヒーヨ(メタリカ)、エリック・クラプトン、マイク・マクレディ(パール・ジャム)、故テイラー・ホーキンス(フー・ファイターズ)など錚々たるアーティストが参加している。
Thank you #Birmingham #CommonwealthGames2022 pic.twitter.com/8s77r3g4cf
— BlackSabbath (@BlackSabbath) August 8, 2022
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