2022/08/05 17:00
レディー・ガガのドッグ・ウォーカーを銃撃し、ガガのフレンチ・ブルドッグを盗んだ疑いで拘留されていた容疑者が、誤ってロサンゼルス郡の刑務所から釈放されていたが、再逮捕されたと当局が発表した。裁判待ちの状態だった19歳のジェームズ・ハワード・ジャクソンは、“事務的なミスにより”釈放されてから約5か月後の8月3日に逮捕されたと、同郡保安官事務所が声明で発表した。
ジャクソンは、2021年2月24日に米ハリウッドで起きた襲撃事件に関連して逮捕された5人のうちの1人だ。先月、米国連邦保安官局は、彼の逮捕につながる情報に対して最高5,000ドル(約66万円)の報奨金を出すと発表していた。この事件で起訴された3人の男のうちの1人は第2級強盗罪について不抗争の申し立てをしている。
20歳のジェイリン・キーショーン・ホワイトには、直ちに州刑務所で4年の懲役刑の判決が下されたと、ミシェル・ハニシー地方検事代理が米NBC4に語った。検察は、ジャクソンと他の二人のギャング・メンバーとされる人物が、盗むために高価なフレンチ・ブルドッグを探して車を走らせていたところ、有名なサンセット大通りの近くでレディー・ガガの犬を散歩させているライアン・フィッシャーを見つけ、尾行して奪ったと述べている。フィッシャーは、エイジア、コージ、グスタフという名前のガガの3匹の犬を連れていた。
近くの家のドアベル・カメラが捉えた映像には、激しい格闘の末、フィッシャーが殴られ、首を絞められた上に撃たれた様子が捉えられていた。映像には、「オー・マイ・ゴッド!撃たれた!」、「助けてくれ!」、「胸から血が出てる!」と叫ぶフィッシャーの姿が映っていた。彼は肺の一部を失ったが、犯行から約1か月後、回復が順調であることをインスタグラムに投稿した。
ガガの愛犬は2日後に、電柱につながれているのを見つけたという女性が警察に届けた。この女は、犬を返せば何も聞かずに50万ドル(約6,600万円)の報奨金を出すとレディー・ガガが発表していたことについて質問していたが、結局盗品故買罪で起訴された。当時、ガガはイタリアのローマで映画の撮影をしていた。
また、別の容疑者の父親が、息子が逮捕を免れる手助けをしたとして起訴された。ジャクソンはすでにこの襲撃事件で起訴されており、郡地方検事局が殺人未遂、強盗の共謀、半自動銃器による暴行で起訴する優先起訴状を提出した際には無罪を主張していた。
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