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2022/08/05

リゾ、激辛ヴィーガン・チキンを食べながらニュー・アルバムについて語る

 有名人が辛い手羽先を食べながら質問に答える、First We Feastの人気ネット・シリーズ『Hot Ones』にリゾが登場し、ニュー・アルバムなどについて語った。

 2022年8月4日に公開された動画でリゾは、冒頭で辛さへの耐性はある方だと述べ、このフード・チャレンジは「どうってことないでしょ」と自信を見せていた。その言葉どおり序盤は軽くクリアしていた彼女だが、徐々に辛味が増していくヴィーガン・チキンを食べ進めていくと、当初の目論見が間違いだったことを思い知ったようだ。

 8番目のホット・ソース試食でリゾは、あまりの辛さに歯をガチガチと鳴らし、涙目になりながら体を震わせ、「ジーザス、ジーザス、ジーザス!」と繰り返しながら、手羽先を遠くへ投げ飛ばした。

 だがそこに至るまでの間に彼女は、アルバムからシングル・カットする楽曲をどのように選ぶかといったホストのショーン・エヴァンスによる突っ込んだ質問に、ある程度気楽に答えることができていた。この質問に彼女は、「自分のシングルを選ぶのがすごく苦手なんですよね、だって自分がやること全てが最高だと思っているから。本当に」と述べ、7月にリリースされた4枚目のスタジオ・アルバム『スペシャル』のリード・シングルで、最後に書き上げた「アバウト・ダム・タイム」は、シングルとしてプロモーションされなかったかもしれなかったと明かした。

 リゾは、完成する前はこの曲があまり気に入っていなかったものの、完成してみると、そのメッセージは世界がその瞬間に聞くべきものだと気づいたと話した。「“ずっと落ち込んでるしプレッシャーを感じ続けているけど、私はすごくステキなんだからこんなにストレスを感じるべきじゃないんだよ”っていうね」と彼女は述べ、「“みんな聞こえてる?”って。(この楽曲を)リリースした時に(そのメッセージが)必要とされていたんですよ」と語った。「アバウト・ダム・タイム」は、彼女にとって2曲目の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”No.1ソングとなった。

 クラシックの教育を受けたフルート奏者でもあるリゾは、音楽理論のスキルが自身の作曲過程の重要な部分であると考えている理由も語った。彼女は、「私はポップ・ミュージックを作っていますが、本当に音楽的で面白いポップ・ミュージックを作っていると思いたいです。作曲についてはよく考えています。自分が何拍子でやっているのかとか、ハーモニー、不協和音、リズム、カデンツとかを理解することは重要だと思っています」と述べている。

 最後の2つのホット・ソースの試食では苦戦したリゾだったが、ヴィーガン・アイスの力を借りながら何とか完食することができた。最後に彼女は誇らしげに、「やりました!アルバム発売中、(補正下着ブランド)Yitty発売中、“リゾのビッグスター発掘”は【エミー賞】に6回ノミネートされています。それでも、これが自分の目標の中で一番高いものでした」と、ユーモラスな完食記念スピーチで締めている。

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