2022/07/20 15:20
エルトン・ジョンが、Music Weekとの新しいインタビューで、現在の音楽シーンについて自身の考えを語っている。
2022年7月19日に公開された記事で彼は、「ノヴァ・ツインズ、ウェット・レッグ、レッツ・イート・グランマ、リンダ・リンダズ、ハイムとか、女子たちがロックして最高の音楽を作っているのを見るのは最高だね。サム・フェンダーを除けば、男子は誰もやっていない、女子がやっているんだ」と述べた。
エルトンの意見は、最近の彼の作品と一致している。75歳の伝説的アーティストである彼は、デュア・リパとのコラボ曲「コールド・ハート」が2022年1月15日付の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”でTOP10入りし、7位を記録した。
さらに彼は、先月行われた【BSTハイド・パーク】公演のサポート・アクトの一人として、新進気鋭のポップ・アーティスト、リナ・サワヤマを起用した。また、サワヤマの2020年のデビュー・アルバムに収録されている「チョーズン・ファミリー」のアップデート・バージョンにも出演している。昨年彼が発表した、ニッキー・ミナージュ、ブランディ・カーライル、マイリー・サイラスといったアーティストとの楽曲を収録しているコラボレーション・アルバム『ロックダウン・セッションズ』は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で通算21作目のTOP10入りを果たした。
エルトンは、女性が“最高の音楽を作っている”のは、“新鮮な空気のようなもので、無邪気さと純粋な喜びから生まれていて、音楽とはそういうものだから”と説明している。
彼は続けて、「ケイト・ブッシュが1位なのは素敵だけれど、TOP20には良いレコードがあまりない。アルバム・チャートは、僕やABBAやクイーンのようなものばかり。たまにサム・フェンダーやハリー・スタイルズのようなアーティストが入ってきたり、新しいアーティストが3位にランクインして80位台に消えていくこともある。憂鬱になる」と述べつつも、「アルバム・チャートに入るに値する良いアルバムがたくさんある」と強調した。
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