アデルが、英BBCラジオ4の『Desert Island Discs』の最新インタビューで、自身の将来について思い描いていることを語り、できればあと何人か子供が生まれることを期待していると明かした。

　子供に関する話題は、番組の司会者ローレン・ラバーンが、アデルとサイモン・コネッキの2019年の離婚に触れた際に出た。離婚後もアデルとサイモンは9歳になる息子アンジェロを共に養育している。ラバーンは、この離婚は関係する全員にとって難しいものだったに違いないと推測すると、それに対しアデルは「決してひどく大変というものではありませんでした。私たちはとてもいい友達です。私の目の黒いうちは、息子に厄介な離婚は絶対経験させません」と説明した。

　アデルの最新アルバム『30』に収録された楽曲の多くは、離婚の影響が中心となっている。「マイ・リトル・ラヴ」では、アデルがアンジェロへの“大きな感情”を説明しようとする様子を捉えたボイス・メモでアンジェロ本人が登場する。次のアルバムでどんな人生の瞬間を取り込みたいかと聞かれると、彼女は「間違いなく、あと2、3人子供が欲しいです」と返答した。「私たちにできれば素晴らしいけれど、そうでなくてもアンジェロがいます」と続け、「私はただ幸せになりたいのです」と明かした。

　この“私たち”というのは、アデルと彼女が約1年前に交際を認めた人気スポーツ・エージェントである恋人のリッチ・ポールのことを指していると思われる。ラバーンとの会話では、現在のロマンスについても話題に上がり、仕事以外では完全に人目を避けて過ごすというアデルの考え方が変わったのはリッチのおかげのようだ。彼女は、「以前は2年間も、どこにも顔を出さないようにしていました」と説明し、同時に「誰にも知られずに移動できる仕組みがあるので、私はまったく気にせず出かけられます」と語った。

　「今は、現在の交際相手が、“あのレストランに行きたいなら、そこに行って料理を試すべきだ”って感じなんです」と彼女は続けた。「この誕生日パーティーに行きたいなら、行くべきだ。こういうことを見逃してはいけない。死にやしないよ」とアデルは彼に言われているそうだ。