2022/06/29
映画『エルヴィス』来日記念イベントが28日、東京都内で行われ、主演のオ-スティン・バトラ-とバズ・ラ-マン監督が登壇。ゲストとして玉城ティナほかが登場した。
本作は、若くして謎の死を遂げたス-パ-スタ-、エルヴィス・プレスリ-の生涯を描いた伝記映画。
ラ-マン監督は「日本人にとても愛されたエルヴィス。彼の夢は日本に来てパフォ-マンスをすることだった。しかし、いろいろな罠にかかりそれはかなわなかった。どうしてそんなことに…? その謎は映画を見れば明らかになります」とアピ-ルした。
初来日となったエルヴィス役のバトラ-は、温かい歓迎に「アリガトウ」と笑顔で感謝。「エルヴィスの来日の夢がかなわなかったことは、彼の悲劇の一つでもありますが、こういう形で僕が彼の夢をかなえられたこと、そして、彼の素晴らしい物語を、今いる皆さんと分かち合えることをとても幸せに思います」と語った。
日本がプロモ-ションの最終地となったことを「誇りに思う」といい、「今夜カラオケに行くのが楽しみです」と笑わせた。
そんな2人に玉城がインタビュ-を実施した。「エルヴィスの一番の魅力」を尋ねられたバトラ-は「僕が一番魅力を感じるのは“人間エルヴィス”。彼は貧しい家庭の出身で、生まれたときは双子だったけど、兄弟を失って、生涯(心に)穴が空いていた。そして仲のよかった母も若くして亡くなり…。そんな彼の魂を見つけることが、(演じる上では)とても大事でした」と役作りを振り返った。
その過程でエルヴィスについて多くを学んだというバトラ-。「ステ-ジ上で、彼をエルヴィスたらしめるものは何なのか、彼を駆り立てたものは何なのか。彼は笑い声がとてもすてきなんです。ユ-モアセンスも素晴らしく、とてもスピリチュアルで、物事を深く考える人。知れば知るほど彼を大好きになっていきました」と熱い思いを口にした。
映画は7月1日から公開。
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