2022/06/21
倉木麻衣のシンフォニック・コンサート【Mai Kuraki Premium Symphonic Concert 2022】の初日公演が、6月19日(日)に東京国際フォーラム ホールAで開催された。
2019年以来3年ぶり、通算6回目となる倉木麻衣とフルオーケストラの共演による本公演。その幕開けを飾るこの日、音楽監督・指揮には、2012年のシンフォニック公演初回から音楽監督として楽曲のオーケストラアレンジと指揮を担当してきた藤原いくろう、演奏は東京フィルハーモニー交響楽団、ゲストピアニストに榊原大を迎え、華やかに舞台を彩った。
オープニングでは、プリンセスのような可憐なドレスに身を包んだ倉木が登場。「Secret of my heart」「冷たい海」「always」「渡月橋 ~君 想ふ~」といったヒットナンバーに加え、最新アルバム『unconditional L▽VE』からの新曲「Sea wind」など、新旧を交えた楽曲が披露される。麗しい歌声と、オーケストラの優美な調べが織り成す目映い世界観に心が洗われるようだ。ピアニスト・榊原大が奏でる鍵盤の繊細な響きも、倉木麻衣の清らかなボーカルを際立たせる。さらに会場では光り輝くペンライトの演出もあり、楽曲の雰囲気に合わせた様々な色調で場内が一体となった。
また会場ロビーでは、過去のシンフォニック・コンサートで実際に着用した衣裳を展示。初日の東京では、2019年のシンフォニック公演で使用したドレスがディスプレイされた。深い海と波を思わせるエメラルドブルーと白のグラデーションカラー、トップス部分にあしらわれたクリスタルの輝きが鮮やかで、オーケストラ公演ならではの衣裳の絢爛豪華さに、ファンたちも目を奪われているようだった。なお、各会場ごとに異なるドレスを展示予定なので、これから行われる2公演でどんな衣裳が見られるのか、楽しみにしたい。
今後は、シンフォニック・コンサートとしては自身初の開催となる愛知、京都での公演を控え、各地の名門オーケストラであるセントラル愛知交響楽団(愛知)、京都フィル・ビルボードクラシックスオーケストラ(京都)との初共演にも期待が高まる。そして本公演は、倉木にとって今年最初で最後のコンサートになることも公式Twitterで発表されている。豪華オーケストラの演奏とともに、倉木麻衣の歌唱を生で体感できる貴重なチャンスであり、見逃せないステージとなりそうだ。
※「▽」正式表記は記号のハート
Text:水白 京
Photo:達川 範一
◎公演情報
Mai Kuraki Premium Symphonic Concert 2022
2022年6月19日(日)OPEN 16:00 / START 17:00 東京・東京国際フォーラム ホールA ※終演
2022年6月24日(金)OPEN 17:30 / START 18:30 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール
2022年7月1日(金)OPEN 17:30 / START 18:30 京都・ロームシアター京都 メインホール
ソリスト:倉木麻衣
音楽監督&指揮:藤原いくろう
ピアノ:榊原大
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団(東京)、セントラル愛知交響楽団(愛知)、京都フィル・ビルボードクラシックスオーケストラ(京都)
https://www.mai-kuraki.com
公演に関するお問合せ
【愛知】キョードー東海 052-972-7466 (12:00~18:00/土10:00~13:00/日・祝休)
【京都】キョードーインフォメーション 0570-200-888 (11:00~16:00/日・祝休)
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像