2022/06/21
6月24日から公開される映画『母へ捧げる僕たちのアリア』の本編映像と著名人コメントが到着した。
2021年【カンヌ国際映画祭】ある視点部門に正式出品された同作は、南フランスの海沿いの町の公営団地に暮らす14歳のヌールは、重篤で昏睡状態の母を兄弟4人で自宅介護し、夏休みは兄の仕事の手伝いと家事に追われる毎日を送っていたが、歌の夏期レッスンをしていた講師サラに呼び止められ、歌うことに魅せられていくというあらすじ。監督・脚本をヨアン・マンカが務め、出演者にマエル・ルーアン=ブランドゥ、ジュディット・シュムラ、ダリ・ベンサーラ、ソフィアン・カーメ、モンセフ・ファルファーが名を連ねる。
「ジュディット・シュムラの歌うオペラ」と題された本編映像は、マエル・ルーアン=ベランドゥ演じるヌールが受ける2分間のレッスンシーンを切り取ったもの。
◎ジュディット・シュムラ コメント
厳しい生活の中で母親を看病しながら暮らす 4 兄弟の末っ子が音楽と出会い、映画は彼の世界観がどのように変化するかを物語っています。この映画にはたくさんのユーモアがあります。また暴力も。そして美しさに溢れた、とても素敵な映画です。
◎宗次德二(名古屋宗次ホール) コメント
オペラ好きの私には、数々の名アリアが聴けて最高でした。ヌールを通して、オペラ愛好家が増えることを願います。
クラシック音楽が、悲惨な状況に打ち勝ち、困難を乗り越える原動力になり得ることを実感できる映画です。
◎佐藤隆紀(LE VELVETS) コメント
兄弟達が苦悩の中で捧げる、母への不器用で真っ直ぐな愛に胸が熱くなりました。自分も声楽の道へ一歩踏み出す時はとても勇気が必要でした。躊躇っている若者へ..この作品は必ずその勇気を与えてくれるでしょう!
◎木村奈保子 コメント
本作は、現実的な登場人物の厳しい日常に、音楽の魔法をかけた。愛の悲劇を力強く歌うオペラのパワーに引き寄せられて、人々は殺伐とした状況を逃れ、日常を芸術に昇華していく。新鋭監督の品性がうかがわれる、上質な作品だ。
◎映画情報
『母へ捧げる僕たちのアリア』
2022年6月24日(金)からシネスイッチ銀座ほか全国で順次公開
監督・脚本:ヨアン・マンカ
出演:
マエル・ルーアン=ブランドゥ
ジュディット・シュムラ
ダリ・ベンサーラ
ソフィアン・カーメ
モンセフ・ファルファー
上映時間:108分
配給:ハーク
◎映像情報
YouTube『6月24日(金)公開 『母へ捧げる僕たちのアリア』特別映像~ジュディット・シュムラの歌うオペラ~2分間のレッスンシーンが解禁!』
https://www.youtube.com/watch?v=FDugSVlpSLM
(C) 2021 – Single Man Productions – Ad Vitam – JM Films
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