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2022/06/16

ドライ・クリーニング、2ndアルバム『Stumpwork』完成&新曲「Don't Press Me」のアニメMV解禁

 英ロンドンを拠点に活動するバンド、ドライ・クリーニングが、2022年10月21日にセカンド・アルバム『Stumpwork』を発売することを発表し、リード・シングル「Don't Press Me」のMVを公開した。

 新曲「Don't Press Me」は、ゲームをする快感と、強烈だが短命な、罪悪感のない体験の楽しさについて歌っている。ボーカルのフローレンス・ショウは、「コーラスの言葉は、自分の脳みそに向かって歌う曲を書こうとして生まれたの。“あなたはいつも私と敵対している / あなたはいつも私にストレスを与えている”ってね」と語っている。アニメーションによるオフィシャル・ビデオは、ピーター・ミラードが手がけたもので、ナイーブに描かれたバンドの姿が、曲のフックとリフに完璧にマッチしている。

 アルバム『Stumpwork』は、2021年末にウェールズの田園地帯に戻り、再びジョン・パリッシュとエンジニアのジョー・ジョーンズとタッグを組み、制作された。同じスタジオで、同じチームと信頼関係を築いたことで、インポスター症候群(※自分の能力や実績を認められない状態)と不安感は、自由へと変換され、すでに豊かだった彼らの音のパレットをさらに探求し、自分たちのクリエイティブなビジョンにさらなる自信をつけることができた。

 新作は様々な出来事や概念、政治的混乱からインスピレーションを受けている。今回もシュールな歌詞が前面に押し出されているが、家族や、金、政治、自虐、官能といったテーマに対する感受性も新作では高まっている。作品全体に渡り、激しいオルタナ・ロックのアンセムがジャングル・ポップやアンビエント・ノイズと融合し、バンドが受けてきた影響の豊かさと彼らの音楽に対する深い造詣として表れている。

 アルバムとシングルのアートワークは、他分野で活躍するアーティスト・デュオであるロッティングディーン・バザール(Rottingdean Bazaar)と写真家のアニー・コリンジ(Annie Collinge)によって考案・制作された。

 本作の日本盤CDには解説および歌詞対訳が封入され、ボーナス・トラックが追加収録される。なお、限定ブラック・ヴァイナルは、購入者先着特典としてシングル「Don't Press Me」とアルバム未収録曲をカップリングした特典7インチ(レッド・ヴァイナル)がプレゼントされる。通常アナログ盤はホワイト・ヴァイナル仕様でのリリースとなる。

◎リリース情報
アルバム『Stumpwork』
2022/10/21 RELEASE
<国内盤CD>
4AD0504CDJP 2,200円(plus tax)
※解説&歌詞対訳冊子、ボーナス・トラック追加収録

Photo: Ben Rayner

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