2022/06/16 09:00
北イングランド出身の3人組ポップ・バンド、ニュー・ホープ・クラブが約2年ぶりとなる新曲「Getting Better」と「Girl Who Does Both」を2曲同時リリースした。
ニュー・アルバムからの第1弾シングルとなる2曲は、作詞はメンバー全員で行い、楽曲の演奏も行った。また、「Girl Who Does Both」はマルーン5やセレーナ・ゴメス等の楽曲を手掛けたロス・ゴランをメンターに迎え、ブレイクがプロデューサーとして初めてクレジットされた楽曲だ。
パンデミック禍で制作を行ったという新曲について、「バンドを結成してから6年が経ち、世界中の素晴らしい人たちと一緒に仕事をすることで、僕たちは共に成長し、経験豊かなアーティストになることができました。僕たちは、このプロジェクトを自分たちの手で進め、自分たちの道を切り開くときが今であると感じたのです。すべての決断を自分たちの手で行いたいと思いました。パンデミック中に曲を書くことは、光とポジティブさを見つけるのがかなり難しい時代にそれら広める必要があると感じさせてくれました」とバンドはコメントしている。
2曲同時リリースした理由として、彼らがお手本としているザ・ビートルズといったオールドスクールなバンドが行っていたA面とB面で異なる曲が収録されたアナログのシングル盤にオマージュを捧げているためだ。
「Getting Better」は、バンドの楽観的なポジティブさが反映され、「人生が良い方に進んでいるんだ どんどん良くなっていく どんどん良くなっていく」と歌う、夏にぴったりなキャッチーでレトロ調の高揚感のあるディスコ・ポップ・ソングだ。一方で、「Girl Who Does Both」は、バンドが得意とする美しいハーモニーにのせて、女の子のあらゆる側面を祝福した内容で、バンドのアコースティックな1面を表している。同時にリリースされたそれぞれの楽曲を通して、バンドの多彩な音楽性が存分に感じられる2曲となっている。
「“Getting Better”は、ニュー・アルバムを体現している曲で、新しい時代が始まるという気持ちでこのプロジェクトを始めたときに感じていたことをそのまま描いています。一緒にスタジオに入り、親友たちと音楽を作ることで、人生がより良くなっていったんです。“Girl Who Does Both”は、僕たちのガールフレンドへのラブレターです。この曲は誰かと出会って、恋に落ちるような些細な出来事全てを描いています」とバンドはそれぞれの楽曲について語った。
また、日本のインタビューでは、「(パンデミック禍で)バンドとして、そして友人として、兄弟愛に結ばれた僕ら3人は、普段なら話しにくいように感じることもちゃんと語り合えるようになって、絆を深める機会にもなったと思います。結果的には人間として、大人として、あの期間に成長できたんじゃないかと思います」とパンデミックがあったからこそ、メンバー間で対話を重ね、バンドとして成長することができたと語った。
人気K-POPアーティストなどからも注目を浴び、世界中の多数のファンダムを抱えるニュー・ホープ・クラブは、ワールド・ツアーを再開。また、ブレイクはザ・ビートルズのマネージャー、ブライアン・エプスタインの伝記映画『Midas Man(原題)』でポール・マッカートニー役を演じることが決定している。
◎リリース情報
シングル「Getting Better」
シングル「Girl Who Does Both」
2022/6/15 DIGITAL RELEASE
https://umj.lnk.to/NewHopeClub_GettingBetterPR
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