2022/06/07
故エイミー・ワインハウスが死去してから11年近くが経つが、彼女の素晴らしい歌声は今もなお生き続けている。ソウルの伝説的アーティストである彼女のコラボレーター、マーク・ロンソンが、二人の2006年のヒット曲「バック・トゥ・ブラック」の無加工オリジナル・ボーカル・トラックの別テイクシェアを自身のTikTokで共有した。
「バック・トゥ・ブラック」をBGMに使っていた別のTikTokユーザーの動画を導入に使ったロンソンは、この楽曲の初期段階における彼とワインハウスの作詞作曲のプロセスを説明した。彼は、「エイミーがここに、僕のスタジオに来て初めて会ったんだけど、すぐに彼女のことが大好きになったよ。僕に素晴らしい60年代の音楽を聞かせてくれてから彼女は帰って行って、僕はすごく刺激を受けてこのピアノ部分を思いついたんだ」と明かしながらピアノを弾いている。
そして彼は、「翌日に彼女がやって来て、すごい歌詞を奥の部屋で書き殴った」と述べてから、ワインハウスが“We never said good bye with words, I died a hundred deaths”(私たちは言葉でさよならしなかった、私は百回死んだ)と歌っているボーカル・トラックを再生した。この動画に彼は、「ライオネス(雌ライオン)万歳」とキャプションをつけている。
ロンソンは翌日に2本目のTikTok動画を投稿した。前日の動画に寄せられた、「彼女の生のテイクが聞けて涙が出ました。シェアしてくれてありがとう」というユーザーからのコメントに対する返答として投稿された動画には、ワインハウスの深いビブラートの別のデモ録音がフィーチャーされている。この投稿に彼は、「女王によるデモの魔法をもう少し」とキャプションをつけた。
「バック・トゥ・ブラック」は、ロンソンとワインハウスの最も有名なコラボ曲の一つで、彼女が亡くなる5年前の2006年にリリースされた最後のスタジオ・アルバムのタイトル・トラックだ。このアルバムは2008年の【グラミー賞】で<最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞>を受賞、<最優秀アルバム賞>にもノミネートされた。
@markronson #stitch with @ruben.tt original sound - Mark Ronson
@markronson Reply to @_catdeluca original sound - Mark Ronson
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