2022/05/24
サックス奏者、哲学者、バンドリーダー、ミュージシャンとして高い評価を得ているシャバカ・ハッチングスが、Shabaka名義でメジャー・レーベルから初となるソロ作品『Afrikan Culture』をリリースした。同時に「Call it a European paradox」のビジュアライザーも公開されている。
Shabakaが全曲を書き下ろしたこの8曲入りEPは、様々な管楽器を使用し、聴覚的な瞑想空間に焦点を当てた作品となっている。Shabakaと頻繁にコラボレーションしているDilip Harrisがプロデュースした本作は、オーディエンスを音で癒す旅に誘うメディテーティブな仕上がりになっており、尺八、コラ、ムビラ、オルゴールなど様々な楽器が奏でる音の海は、最後の一音を奏でても余韻の残る癒しのサウンドでリスナーを包み込みこむ。
本作について、シャバカは「このEPは、瞑想と、自分自身の心を静め、表面に現れてくる音楽を受け入れるということの意味を中心に作られました。この作品は、様々な種類の尺八と、私が試行錯誤してきた新しい制作手法であるたくさんのフルートを重ねて音の森を作り、メロディーとリズムが空間に浮かび上がり、ちらりと見えるようにしたものです」とコメントしている。
◎リリース情報
EP『Afrikan Culture』
2022/5/20 DIGITAL RELEASE
https://shabaka.lnk.to/AfrikanCulture
Photo: Gareth Jarvis
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