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2022/05/19

森川智之「36年たったら願いは本当にかなうんですね」 『トップガン』で憧れたトム・クル-ズの吹き替えを担当

 映画『トップガン マ-ヴェリック』ボイスキャスト公開直前イベントが18日、東京都内で行われ、声優の森川智之、宮野真守ほかが登壇した。
 本作は、トム・クル-ズが伝説のパイロット・マ-ベリックを演じ、一躍ハリウッドの頂点へと上り詰めた名作『トップガン』(86)の続編。
 本作では、マ-ベリックが教官として帰ってくる。誰よりも空の厳しさを知る彼は、守ることの難しさ、戦うことの厳しさを教えるが、訓練生は型破りな指導に困惑し、反発する。
 前作が公開されたのは36年前。クル-ズの声を演じる森川は「僕は声優としてのキャリアが37年目。だから実は声優になる直前に『トップガン』を見て、トム・クル-ズ格好いい。俺はマ-ベリックだと思って映画館を出た記憶があります」とエピソ-ドを披露。
 当時、マ-ベリックに憧れるあまり、「MA-1もどきのジャンパ-を着て、レイバンもどきのサングラスをした」という森川。
 「カワサキのバイクは持っていなかったので、自転車で国道1号線を走っていました。『俺はマ-ベリックになるんだ』と思っていたけど、36年たったら願いは本当にかなうんですね」としみじみ語った。
 また、配信で見守るファンに向けて、宮野と2人で「夢はかなうよ」と笑顔で呼び掛けた。
 宮野は、マ-ベリックの亡き親友グ-スの息子ル-スタ-(マイルズ・テラ-)の声を担当。前作の公開当時は2歳だったといい、「大人になってから前作を見て、今回のお話を頂いてからも改めて見ましたが、トムがとにかく格好いい」と語った。
 続けて、「自分がまさか『トップガン』に携わることになるなんて」と感激しながら、「ル-スタ-とマ-ベリックの関係性が因縁めいている。詳しくは触れられないけれど、やはりバチバチですよ。過去があるので。2人の関係がどうなっていくのかも本作の見どころの一つです」とアピ-ルした。
 映画は5月27日から公開。