2022/05/13
ジェイムス・ベイが、約4年ぶり通算3作目となるアルバム『リープ』を2022年7月8日にリリースする。
米ナッシュビルと英ロンドンにて対面やオンラインでのセッションを重ね、制作が進められた本作には、フィニアス(ビリー・アイリッシュ他)、ジョエル・リトル(ロード、テイラー・スウィフト他)、フォイ・ヴァンス(エド・シーラン)、デイヴ・コブ(ブランディ・カーライル他)、イアン・フィッチュク(ケイシー・マスグレイヴス他)らがプロデューサーとして名を連ねている。
アルバム・タイトルの“Leap”は“跳ぶ”を意味しており、今作を制作中に、アメリカの作家、ジョン・バロウズの“跳べば、網は現れる”という言葉を知ることになったジェイムスはこの言葉に大いなる刺激を受けた。
彼は「2019年当時、僕は本当に苦しんでいた。恐怖や不安、失いかけた自信等に対処するために、曲を書き始めた。これまで決して分かち合いたくなかった、深いところにある感情について。しかし、それがどういうわけか、今まで作った中で最も希望に満ちた、高揚感のある音楽になったんだ」と語っている。
アルバムは完成に近づいていたところでコロナ禍となり、世界は一旦全てが止まってしまった。「僕にできることは、家にいて、さらに曲を書くことだけだった。その時、このアルバムが本当に形になり始めたんだ。最も暗い瞬間の中にさえ、光があることがわかったから」とジェイムスは説明。
そんな中で、悲しみと戦うことよりも受け入れることで、みずからの楽曲制作の幅を広げていく方法を身につけ、それが形になったのがこの『リープ』というアルバムだ。彼は「僕の人生で最も愛する人たち、本当に必要としているときに僕を支えてくれる人たちを祝福することに大いなる自由を感じることができた。彼らは僕に勇気を与え、挑戦する勇気を与えてくれるんだ。網が見えないとき、彼らは僕に跳ぶ勇気を与えてくれる」と話している。
今年3月に1stシングルとしてリリースされた「ギヴ・ミー・ザ・リーズン」に続いて、 今回アルバム・リリースの発表とともに2曲目のシングルも公開された。「ワン・ライフ」と題されたこの曲は、ジェイムスにとっても大事な曲で、「“ワン・ライフ”は僕の人生の最も貴重でプライベートな部分、ルーシーとの関係についての曲なんだ。そのことについてひとつの曲の中にまとめることができるのかは自分でも分からなかったんだけど、この曲は結構いいところまでいけたような気がしている。自分が追い求めているものすべては、自分が必要としている“誰か”なんだということに気づくことについての歌だ。ルーシーはいつも僕の隣にいてくれた。こんな風に言えるのはとても幸運なことだと思う」とコメントしている。
◎リリース情報
アルバム『リープ』
2022/7/8 RELEASE
UICU-1343 2,860円(tax incl.)
https://umj.lnk.to/JamesBay_Leap
<トラックリスト>
1. ギヴ・ミー・ザ・リーズン
2. ノーホエア・トゥ・ゴー
3. セイヴ・ユア・ラヴ
4. エヴリワン・ニーズ・サムワン
5. ワン・ライフ
6. サイレント・ラヴ
7. ラヴ・ドント・ヘイト・ミー
8. ブリリアント・スティル
9. ライト・ナウ
10. ウィ・ユースト・トゥ・シャイン
11. エンドレス・サマー・ナイツ
12. ベター
13. ギヴ・ミー・ザ・リーズン(ストリップド・アコースティック)※
14. ワン・ライフ(アコースティック)※
※日本盤ボーナス・トラック
Photo: Julian Broad
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