2022/05/12 11:10
映画『エコー・イン・ザ・キャニオン』の本編映像が到着した。
5月27日から新宿シネマカリテほか全国で順次公開される同作は、1960年代から70年代にかけて多くのミュージシャンが暮らし、数々の名曲を生み出した「ウェストコースト・ロックの聖地」ローレル・キャニオンを巡るドキュメンタリー。ボブ・ディランの息子ジェイコブ・ディランがホストとなり、リンゴ・スター(ザ・ビートルズ)、ブライアン・ウィルソン(ザ・ビーチ・ボーイズ)、エリック・クラプトン、ジャクソン・ブラウンなどらにインタビューした。
公開された映像では、かつてローレル・キャニオンの住人だったミュージシャンたちが当時の互いの暮らしぶりや近所付き合いの様子を告白。誰がどこに住んでいたかを描いたイラストマップでは、ブライアン・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)、ピーター・トーク(モンキーズ)、ロジャー・マッギン(バーズ)、ジャクソン・ブラウン、キャロル・キング、フランク・ザッパ、フーディーニ、ママス・アンド・パパスのキャス・エリオットとジョン&ミッシェル夫妻、CSN&Yのデヴィッド・クロスビー、スティーヴン・スティルス、グラハム・ナッシュ、リンダ・ロンシュタットと交際していた当時のカリフォルニア州知事ジェリー・ブラウンや、ボリス・カーロフらの自宅の位置関係が一目瞭然となっている。
同作が生前最後のフィルム・インタビューとなったトム・ペティは「キャニオン・ストアにはいつもスターがいた」と、ローレル・キャニオンの住人にとっての憩いの場であり、作中にも登場するシンボル的存在のスーパーマーケットについて言及。「(デヴィッド)クロスビーが2人の女性を追い 通り過ぎた」と暴露したのはジャクソン・ブラウン。
フランク・ザッパの隣に住んでいたというバッファロー・スプリングフィールド、CSN&Yのスティーヴン・スティルスは「隣人のフランク・ザッパが道の真ん中に立ち 彼の歌の歌詞を読んでた」と明かした。さらにリンゴ・スター(ビートルズ)は「ジョージ(ハリスン)とミッキー・ドレンツの家に行くと スティーヴン・スティルスたちもいた ヒッピーだから裸だった だが我々に気づいて服を着だした ヒッピーらしくないと思った」とからかい、インタビュアーのジェイコブ・ディランも笑みをこぼした。
◎映画情報
『エコー・イン・ザ・キャニオン』
2022年5月27日(金)から新宿シネマカリテほか全国で順次公開
監督:アンドリュー・スレイター
脚本:アンドリュー・スレイター、エリック・バーレット
出演:
トム・ペティ
ブライアン・ウィルソン
リンゴ・スター
エリック・クラプトン
スティーヴン・スティルス
デヴィッド・クロスビー
グラハム・ナッシュ
ジャクソン・ブラウン
フィオナ・アップル
ベック
ノラ・ジョーンズ
キャット・パワー
ジェイコブ・ディラン
配給:アンプラグド
◎映像情報
YouTube『【本編映像】『エコー・イン・ザ・キャニオン』5月27日(金)より全国順次公開』
https://youtu.be/4-x3CVPCSsU
(C) 2019 Echo In The Canyon LLC ALL. RIGHTS RESERVED.
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