2010/08/02 00:00
LADY GAGAは論争を呼んでいるアリゾナの移民法、SB1070に対し、今週末フェニックスで行なわれた『MONSTER BALL』ツアー公演でハッキリと反対を表明し、悲鳴を上げる何千人ものファンに「偏見と不正に対し行動的に抗議」するように言った。
「2,3人のすごくビッグなロックンローラー、ビッグなポップ・スター、ビッグなラッパーから電話をもらったの。彼らは『君にアリゾナをボイコットしてもらいたい……SB1070のせいだ』と言ったわ」とGAGAは観客に打ち明けた。「だから言ったの『あなたたちはほんとに私たちバカなポップ・スターなんかでアリゾナの経済を崩壊させようって思ってるの?』って」
「SB1070に対して私たちがしなくちゃいけないことを教えてあげる。私たちは行動的にならなくちゃいけない。行動的に対抗しなくちゃいけない。そして、『MONSTER BALL』の本質は偏見や不正に対し、私たちの社会に押しつけられたクソみたいなことに対し、行動的に対抗することなの」
SB1070に対するGAGAのスタンスはザ・サウンド・ストライキ(RAGE AGAINST THE MACHINEのフロントマン、ZACK DE LA ROCHAによってオーガナイズされたボイコット運動)のそれとは対照的だ。NINE INCH NAILS、MAROON 5、BEN HARPER、PITBULL、GOGOL BORDELLO、MY MORNING JACKETら大勢のアーティストがザ・サウンド・ストライキ支持に署名しており、SB1070が取り消されるまでアリゾナでは公演を行うことを拒絶している。7/23にRAGE AGAINST THE MACHINEは募金集めのためにロサンジェルスで10年ぶりのコンサートを行なった。
「私はコンサートをキャンセルしない。私は叫ぶ、もっと大きな声で悲鳴を上げる。そして私はあなたを抱きしめ、私たちはお互いに抱きしめ合い、平和的にこの州に抗議する。恐れないで。だってあなたたち移民がいなかったら、この国はなんにもならないんだから」
SB1070はどんな人でも不法移民と疑われる場合は当局が処置を決めることができるよう定めている。法律が施行される前日の7/28、米地方裁判所判事のSUSAN BOLTONは多くの論争を呼んでいる条項のいくつかを差し止める命令を出した。それには、警官が令状なしに証明書を持たない移民を拘留できるとする条項も含まれる。
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