2013/04/01
日本音楽シーンを代表するポップスター 木村カエラ。最新アルバム『Sync』を引っ提げた全国ツアー【木村カエラ LIVE Synchronicity TOUR 2013】が3月31日 沖縄県ナムラホールにて終了した。
<実際に“ヒーロー”となったカエラが登場>
昨年末に開催した【木村カエラ presents「オンナク祭オトコク祭2012」】(http://bit.ly/178quCQ)でも「私はみんなのヒーローになりたいよ。みんなのもとに飛んでいきたいんだ、いつだって!」と告げていた彼女だが、今回のツアーは実際に“ヒーロー”となったカエラが登場。3月28日の東京 NHKホール公演では、まずスクリーン(アニメーション)の中で悪者から地球を救うと、次の瞬間、マントをなびかせながらステージに現れ、1曲目「HERO」から満員の観客の拳を一斉に振り上げさせる。「今日は特別な日にしたいなと思っています!」
その後も最新作『Sync』の曲を中心に歌い続け、MCでは「ライブをやるとニコニコし過ぎて顔が四角くなるので、安室(奈美恵)ちゃんになろっかなと思って。MC、何も話さない」と笑いを誘ったり、バンドメンバー各々とツアー中の衝撃エピソードを披露したりと、アットホームな空気を生んでいく。
<オールナイトイベント、実現なるか!?>
ライブ終盤では「これからやる曲は激しくて元気な曲しかありません」「みんないっぱいいっぱい踊って下さい。そして一緒に歌って下さい!」という声に、地鳴りのような歓声が轟き、キラーチューンの連発には「今ツアー、ここまで熱くなったのは、ここが一番じゃないでしょうか」と、カエラが驚くほどのスパークぶり。また、興奮したファンたちが「朝までやろう」と叫べば、「朝までとかいいよね。いつかやってみたい。ちょっと企画考えてみます。朝まで帰らないでパーティー」と乗り気になる場面も。
<みんなにたくさんの幸せが訪れますように!>
本編最後は「少しでも休める時間をみんなに届けられたら」と、淡い光に包まれながら「Sun shower」を披露。ステージ後方の階段をゆっくり登り、こちらを振り返ったカエラは光の粒子となって飛び散り、目前には満天の星空が広がる。そんなドラマティックなエンディングに感激した観客は、彼女の名前を叫び続け、ライブはアンコールへ突入。老若男女が大合唱した「Butterfly」や、みんなの笑顔が炸裂した「Magic Music」など、満を持して名曲の数々を連発していく。
そして「あと1曲歌ってもいいですか? 最後の曲。これ以上のものはないから。みんなにたくさんの幸せが訪れますように!」と、オーラスに「happiness!!!」をお届け。最後の最後まで凄まじい掌握力でファンの心を掴み、国内最大級の一体感を生み続けた彼女は、「みんなのおかげでとっても素敵な時間になりました。また会いましょう!」と再会の約束を交わし、会場中の人々へ投げキッスをプレゼントした。
取材&テキスト:平賀哲雄
◎ライブ【木村カエラ LIVE Synchronicity TOUR 2013】
03月28日(木)NHKホール SET LIST:
01.HERO
02.Ground Control
03.マミレル
04.リルラ リルハ
05.so i
06.coffee
07.Merry Go Round
08.Cherry Blossom
09.sorry
10.ワニと小鳥
11.dolphin
12.WONDER Volt
13.MY WAY
14.Synchronicity
15.TREE CLIMBERS
16.マスタッシュ
17.喜怒哀楽 plus 愛
18.BEAT
19.Sun shower
En1.Butterfly
En2.Super girl
En3.Magic Music
En4.happiness!!!
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