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2022/04/22

藤井 風、河瀨直美監督の公式オリンピック映画主題歌&劇中音楽を担当

 2021年7月23日から17日間にわたって開催された【東京2020オリンピック】の様子を記録した『東京2020オリンピック SIDE:A』と『東京2020オリンピック SIDE:B』のメインテーマを藤井 風が担当することがわかった。

 1912年の【第5回ストックホルム大会】以来、撮り続けられているオリンピック公式映画を今回監督するのは、『萌の朱雀』や『殯の森』『光』などで知られる河瀨直美だ。新型コロナウィルスの蔓延による史上初めての延期&ほぼ無観客開催、そして関係者の辞任など、賛否両論がある中で迎えたオリンピックが開催に至るまでの750日、5,000時間に及ぶ膨大な記録をもとに、選手、関係者、一般市民らの姿がありのまま映しだされる。

 表舞台に立つアスリートを中心にオリンピック関係者たちを描いた『SIDE:A』(6月3日公開)と、大会関係者や一般市民、ボランティア、医療従事者といった非アスリートたちを描いた『SIDE:B』(6月24日公開)のメインテーマに抜擢された藤井 風は、「The sun and the moon」を制作。藤井の存在感や歌唱力、そしてコロナ禍でデビューした経緯に監督が縁を感じ、オファーしたという。藤井は自身初となる劇中音楽制作にも参加。メインテーマ曲を使用した予告映像が公開中だ。


◎藤井 風コメント
2020年にデビューして、そしてその年に予定されていた東京オリンピック記録映画の音楽を担当させていただくという大変光栄なお話をいただきました。映像に音楽を添える、映像にインスパイアされた音楽を作るという経験は初めてでしたが、河瀬直美監督の美しく繊細な描写は本当にたくさんのインスピレーションを授けてくださいました。このドキュメンタリーで監督が描かれている光と影、そして人生の勝利とは何かという問いに導かれるように姿を現してくれたのが、メインテーマの“The sun and the moon”という曲になります。このドキュメンタリーを目にする方々、そしてこの記録映画が捉えた時代の歩む先が、光の方でありますように。

◎河瀨直美コメント
コロナ禍でデビューした藤井 風。その運命、その宿命。彼は、必ず歴史に名を遺す人になる。存在感と圧倒的な歌唱力と天性のものが融合して、誰でもない誰か…確固たる「藤井 風」がそこにある。だからこそ、いろんなものを取っ払って、垣根なく、平和を歌う人であれるはずだ。「藤井 風」という強く優しいきらめきが、今回のオリンピック映画のひとつの灯火になるはずだと確信して、一緒にこの作品を創ってもらえないかとお話しました。アスリートたち、彼ら彼女らを取り巻く人々、そしてこの未曾有の事態を共に経験した全ての人々の想いに寄り添う彼のピアノと歌声が、スクリーンのもっと外へ、もっと先へ、この物語を続けてゆきます。

◎公開情報
『東京2020オリンピック SIDE:A』
2022年6月3日(金)より、全国公開
『東京2020オリンピック SIDE:B』
2022年6月24日(金)より、全国公開
監督:河瀨直美
配給:東宝
(C) 2022 International Olympic Committee All Rights Reserved.

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