2006年に『CIARA: THE EVOLUTION』を130万枚も売り上げ、デビュー・シングル「GOODIES」は270万枚という大成功を収めたR&Bシンガー／ダンサー／女優のCIARA。しかし2009年のアルバム『FANTASY RIDE』は周囲の期待にそぐわず、全米でわずか195,000枚のセールスに終わり、彼女は影を潜める存在となってしまった。

そんなCIARAが10/5にJIVE RECORDSからリリースする4作目のスタジオ・アルバム『BASIC INSTINCT』は、リード・シングル「RIDE」の好調さも手伝って起死回生の1枚になりそうだ。プロデューサーにCHRISTOPHER “TRICKY” STEWART、ソングライターにTHE-DREAMを迎えたシングル「RIDE」は、登場13週目にしてBILLBOARD HOT R&B/HIP-HOP SONGS CHARTで5位、HOT 100 SINGLES CHARTで42位にランク・イン。デジタル・セールスは、現在までに25万ダウンロードを確保している。

この曲の成功に関してSTEWARTは、「すごく耳に残るメロディーで、CIARAの当初のファンにアピールする仕上がりになっていると思う」とコメント。そして成功のもう1つの要因としては、CIARAのセックス・アピール度にあるようだ。前作に収録されていた「LOVE SEX MAGIC」ではJUSTIN TIMBERLAKEとのセクシーなビデオを披露した彼女だが、「RIDE」ではヴィジュアルも歌詞の内容もさらに進んだ大胆なセクシーさを放っている。

DIANE MARTELが監督を手掛けたビデオは歌詞の内容をそのまま映像化したもので、CIARAは濡れて透けたTシャツを着て挑発的に腰をくねらせ、模型の雄牛の上に跨って体を上下させるというかなり際どい映像に仕上がっている。そのあまりの露出度は、ケーブル局BET NETWORKSが放送禁止に認定したほどだ。

新作『BASIC INSTINCT』からは、この「RIDE」の他にもアップテンポで強気な内容の「GIMME DAT」がリリースされており、またネット経由でリリースされた「RIDE」のリミックスではOUTKASTのラッパーANDRE 3000がフィーチャーされている。