2022/04/06
Nao Yoshiokaが、2022年4月22日にニューシングル「Tokyo 2020」をリリースする。
今回の新曲「Tokyo 2020」は、Nao Yoshiokaが2020年から2021年に東京で過ごした生活をインスピレーションに制作された。
2020年ワールドツアーなどを控え、まさにここからというタイミングでパンデミックが起こり、ニューヨークのロックダウン直前に日本帰国。アメリカでの活動を一時的に断念せざるを得ない状態になった彼女は、自粛文化も追い討ちをかけ、その後歌い手の命である喉を壊し歌えない日々を東京で過ごした。無力さの中で思考を重ね、自分と同じように多くの人々が苦境を味わっていることに対して、それをどうにか音楽に昇華できないかと考え制作したのが「Tokyo 2020」だ。
シタールの異国情緒を思わせる印象的なイントロから始まり、美しいストリングスと合わせ、Nao Yoshiokaのソウルフルなボーカルワークが光る。70年代のノスタルジックな雰囲気とモダンなR&Bサウンドが共存したミッドチューンになっている。
また「Tokyo 2020」というタイトルに関連して、平和の象徴であるはずの東京オリンピックでさえ分断が起こり、Nao Yoshiokaはそれぞれの価値観の違いや信念が異なることを再認識させられた。世界ではBLMに始まるないがしろにされてきた差別的な行いや、隠された社会の仕組みを見て、多くの人々が他人のゲームに踊らされていることに気づいた時代なのではないかと考え、この楽曲には”あらゆるフェイクゲームへのアンチテーゼ”をテーマに彼女が今伝えたい思いが込められている。
「現実はいつも理想とは違って痛くて、辛い瞬間があります。でも私たちは2022年の難しい世界に住んでいて、将来への希望が必要であり、私たちが住みたい世界を自分たちで選ぶことができると信じています。敵なんて誰もいなくて人々はこの世界を生き抜く仲間。他人が作ったゲームに惑わされることなく、一人ひとりが自分の人生を生きられればいい。私は本当にそのような世界が可能であると信じてこの曲を書きました。この歌は私が世界にあってほしい願いを込めた曲です。」ーNao Yoshioka
Nao Yoshiokaは、4月11日にビルボードライブ大阪にて【Nao Yoshioka Osaka Funk Sessions 2022】を開催。さらに5月7日には東京・代々木上原のOPRCTにてリリースパーティーも開催される予定となっている。
◎リリース情報
シングル「Tokyo 2020」
(読み:トウキョウ・トゥウェンティートゥウェンティー)
2022年4月22日(金)配信開始
2022年4月6日(水)プリアド・プリセーブ開始
プリアド・プリセーブリンク:https://naoyoshioka.lnk.to/TYO2020
◎公演情報
【Nao Yoshioka Osaka Funk Sessions 2022】
公演日:2022年4月11日(月)
会場:Billboard Live OSAKA
【Nao Yoshioka Tokyo 2020 Release Party at OPRCT】
公演日:2022年5月7日(土)
会場:OPRCT(東京・代々木上原)
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