2022/04/05 16:00
2022年4月4日にメタリカが、現在ウクライナ難民に食事を提供している非営利団体ワールド・セントラル・キッチン(WCK)に50万ドル(約6,100万円)を寄付し、同団体が毎年開催している“寄付月間”を早めに開始する手助けをしたと発表した。バンドは、自身の慈善財団All Within My Hands(AWMH)を通じて寄付を行い、先に行われた10万ドル(約1,200万円)の助成に続くものとなった。
バンドの目標は、今年は2か月に延長されたWCKの“寄付月間”中に、合計100万ドル(約1億2,250万ドル)を集めることだ。メタリカ・ファミリーのアーティストであるAndrew Cremeansがデザインしたキャンペーン・シャツなどの限定グッズを公式ウェブサイトで販売する。プレス・リリースによると、すべての収益はWCKの#ChefsForUkraineの活動に直接役立てられる。
著名なシェフであるホセ・アンドレスによって設立されたWCKは、2010年のハイチ地震以来、人道的な災害支援を行っている。同団体によると、ルーマニアやハンガリーなど6か国の難民に500万食以上の食事を提供し、毎日25万食を配給しているという。
メタリカのドラマーであるラーズ・ウルリッヒは声明で、「ホセ・アンドレス・シェフとWCKの献身的な料理人たちが人道的危機の最前線で行っている仕事は、とてつもないというほかありません。現在欧州6か国で、故郷を追われた何百万人ものウクライナ人にサービスを提供している彼らのチームを支援できることに刺激を受け、謙虚な気持ちになり、この上なく誇りに思います。尊厳と希望を持ちながら世界中で食事を提供することにより、WCKは、メタリカと我々のAWMH財団が支持してきた全てを象徴しています」とコメントしている。
メタリカのAWMH財団は、100万ドルの目標達成のために、今からウェブサイトを通じて行われるすべての寄付を2倍にすると発表した。
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